https://youtu.be/cop8MElr7Ws
(長渕剛~花菱にて~)




朝から運転免許の更新に明石の更新センターに行き、その帰りの夕方は、先日畑仕事の牛糞を撒こうとした時に腰を痛め、数日経っていたのですが、行きつけの接骨院に予約していたので行きました。

お布団に入りうつらうつらしていた時に、主人が「お~い、長渕してるで~!」とのこと。

さっそくTVを見に行くと、『とんぼ』の出演者と31年ぶりのミニ同窓会とか…
石倉三郎さんの「花菱」という割烹のお店でした。

最近でこそもうライブも行きませんが、娘が幼い頃は大阪城ホール、神戸ワールド何回も参戦しましたね。

長渕剛さんの創る歌詞に、非常に救われました。
昔昔、人生の理不尽さに、自分の器の小ささに嫌気がさし、心の持っていき場所に悩み迷う時、電気を消した真っ暗な部屋の畳に大の字に寝転び、ヘッドフォンから大音量で聴く長渕剛の魂揺さぶる歌詞と声の響きに、何度涙流したことか…

長渕剛の曲を聴くと、とめどもなく辛いんだけど、それでも又頑張ってみようか…と不思議に思えてくるんですよね。

同じ時代を生きているこの人と、この人の創る作品との縁が、出会いが、又人生を肯定でき、力を与えてくれるんですよね。
剛の真っ直ぐさは歌詞から感じます。


「花菱にて」…大好きな曲でしたね。

昭和を懐かしがっても仕方ないんですけれどね…






『花菱にて』

作詞・作曲/長渕剛


酒の席での たわ言と
許してやれよと 言われても
あいつのかみつく 泣き声は
どこか全てが 負けていた

夢を喰って 生きてゆけた
時代も確かに 刻んでみたという
こんなはずじゃ なかったのにと
絵面はいつしか 割れていたという

窓をあければ 小さな河川が流れてた
夜風はしらじらと 頬に冷たく
そして 生きてく勇気が欲しくて
それでも死ねない 自分がなお悲しいんだ


すがられる程の 柄でもなく
戸惑う程の 馬鹿でもない
風が吹くよな ちんけな俺でも
魂 だけは ゆずれない

希望はいつも ずっと遠くで微笑む
届かぬ女の 悪戯に似ている
咽が裂ける程 誰かの名を
叫び続けた事も あったのに

窓をあければ 小さな河川が流れてた
夜風はしらじらと 頬に冷たく
そして 生きてく勇気が欲しくて
それでも死ねない 自分がなお悲しいんだ


それでも死ねない 自分がなお悲しいんだ