イリア・マリニン選手、ショック過ぎて、ただのライトファンだった私も呆然としている。
団体に出場したからとか、氷の調子が良くなかったとか、周りは答えを見つけようとしてるけど、マリニン選手本人が言う通りメンタルだったんだろうな。今までのトラウマが一気に押し寄せてきて、ネガティブなイメージが頭の中を支配してきて、払拭できなかったとインタビューで答えてたから、ほんとにそうだったんだと思う。
豆腐メンタルの私は、人前で話す機会になると声が掠れて、酷い時は身体中が震えてコントロールができない。
世界で戦っているのがデフォルトな超人な彼等だけど、ふと我にかえったときに、今まさに世界中から注目されてるんだ、すごいことなんだ、怖い、という重圧が一気に押し寄せて、身体が動かなかったのかもしれない。
そんな中で、あの場に立って自分を表現すること、普通に考えても恐怖しかない。けどやるしかない。
後半は諦めてしまったように感じた。力が入らなかったんだろうな。
鍵山さんのように、ステップやスピンの表現力も武器だったらまだ持ち直せたかもしれないけど、マリニン選手はジャンプが武器だから…ジャンプがダメになるとなかなか気持ちものることができない。
まさにハイリスクハイリターン。
マリニン選手にとっては、グランプリファイナルのように10点差を跳ね除けるくらいのメラメラな闘志があって挑んだ方が、余計なことを考えなくてよかったのかもしれない。
フィギュアスケートはなかなか自分の推しは勝てない…
ミッシェル・クワン、プルシェンコ(一度目は勝てなかった)、サーシャ・コーエン、浅田真央、紀平梨花(出てないけどずっと応援してた)
高梨沙羅選手もワールドでは勝ちまくってるのに、オリンピックの金にはなかなか恵まれない。。
でも彼等のやってきたことは、オリンピックの金はとれなくても、人々の中にしっかり残っていて、勇気をもらえたり、レジェンドとして尊敬され、意志や技術を引き継がれている。
マリニン選手の最後にみせた悲しい顔が胸が痛くなり忘れられない。でも決して涙は見せない強さ、一位の選手を称える品格。
小さい頃からの夢舞台。自分の力を出せなかったことはマリニン選手が1番無念に決まっている。
きっと命と同じくらい大事なスケート。マリニン選手の笑顔が見たかったな。報われて欲しかった。
4年後の道のりはまた苦しく長い道のりになると思う。でも今回の姿をみてマリニン選手自身も自分の弱さも知った上でさらに強くなろうとして努力してくると思う。その姿をみて応援する人は確実に増え続けるだろうし、彼の支えになると思う。
4年後の結果がどうなろうと、ここからの彼の生き方が人々の励ましにもなり、心の中で生きて、伝説になると信じている。
私もライトなファンから特別なファンになった。