わたし達が探し求めている答えは自身の中に有る

それは 許す ということで見付けられるんじゃないか

最近そんな風に感じるようになりました

 

始めに、わたしのことを少し

父は働かなず、酒とギャンブルに狂い

気に入らないことがあると暴力をふるうひどい人だった

借金でどうしようもなくなると逃げるように引っ越

おかげで、小学校で3回中学校で1回転校させられた

 

ボロアパートから抜け出したかった母は

一軒家の借家を借りるため必死で働き百万円を作った

ある夏の暑い日、わたしは妹と些細なことで喧嘩を始めた

そしてここぞとばかり、父は狂ったように暴れだし

家中の家具を蹴り倒し、わたしと妹をボコボコに殴り

「お前らが悪いから、この金は俺が持っていく

こうなったのも全部お前らのせいやからな!!」

そう言い残して家を出て行った

何のことは無い理由なんてどうでも良いのだ

ただ百万という大金を自分のモノにしてギャンブルに使いたかっただけ

でも、子どもだったわたしと妹はそんなことも判らずただただ泣き続けた

仕事から帰ってきて、事情を知った母は

「もう絶対離婚する!帰ってきても家には絶対入れない」そう言っていたのに

次の秋の日、学校から家に帰ると当然のように父がいた

それからわたしは母も大嫌いになった

 

3ヶ月も入院している娘の病院に遊ぶ金をせびりに来る人

母が病気になって働けなくなると議員のツテを使って

生活保護と奨学金の手続きをして来た父は

「俺のおかげで学校続けられるんやから手をついて礼をしろ」と言った

 

ウツになった時

わたしは毎晩何か月も父と殺し合う夢を見た

やらなければこっちが殺される

いかに殺傷能力の高い攻撃をするか…夢の中のわたしはその事で頭がいっぱいだった

夢から覚め

わたしはもう亡くなって何年も経った父に酷いトラウマを抱えていることに気付いた

 

決して、不幸自慢じゃないんですよ

ここまで書かないとわたし達って思って貰えないような気がして

 

ブログがホームページと呼ばれていたころから

わたしは自分が楽になる答えをネットで探してきました

さまざまな事情を抱えた人と出会いいっぱい考えてきました

そうしてみつけた出した答えは 許す という事だった

 

ダメな自分を許してあげて

許せないあの人も許してあげて

どうしようもない現実も許してあげる

それはあくまでも許せないモノのためにではなくて

これから生きてゆく自分のため

許すと言っても自分が納得する形なら何でもいいのです

別に、相手に許せないけど許すよなんて言う必要もない

自虐的なギャグにたとえてもいいし

自分の気持ちが楽になるならどんなカタチでもいいのです

わたしはブログに書くということで随分助けられて来た気がします

 

 

 

そして最後に、今回どうしても伝えたい事

どうか生きてください

 

うつ病のわたしは

ずっと死を意識してきました

実際、未遂的な事をやったこともあります

これも不幸自慢じゃないですよ

誰よりも死について考えて生きてきたということを判ってもらいたいから

 

 

もしそっちの道に進んでしまったら…そんなことをよく考えました

もう家族に二度と会えなくなる

大切な人家族を悲しませる

主婦がいなくなると家族はとても不自由するだろう

そして何より、

わたしが死ぬことで自殺者の家系というレッテルが付く事

自殺者の家系はやっぱり自殺者が多いそう

大切な子どもや孫にはちゃんと生きて貰いたい

結婚にだって決して良い影響は与えないだろうし…

 

そう考えて、自分のためじゃなくて家族のために生きようと決めました

まだウツが治りきっていなくて薬も飲んでる状態なので

時々、わぁーとなっても

うダメだしんどいってブロともさんに迷惑かけちゃうこともあるけど

決めたことは守るように踏ん張っています

 

その戒めもあって

ブログのタイトルは「それでも生きていこう!」にしています

 

上手く伝わるようにかけたか心配ですが…

この文章が無駄になっても構わないのです

どんな方法でもどんな言葉でもどんなやり方でも

ただ、貴方が少しでも楽になりますようにと…心からそう願っています

 

似たような闇の中にいる貴方へ