調子悪いのです
眠れません
昨日なんて夜中の1時半に布団に入って
眠れたのは朝の6時、ここ何日かは特にそんな感じ
ウツになってから寝つきはすごく悪くなった
最近でも眠るまで2.3時間かかるのはあたりまえ
それでもウツが最上級に悪い時に比べると
眠るという行為をずいぶん楽に感じられるようになっていたのに
最悪な時はフルで飲んでいた睡眠導入剤
くすりに頼らなければ眠れない自分がイヤで
毎晩少しづつカッターで錠剤削って減薬→断薬にこぎつけた
(あのころは目が良かったのでそんな細かいことも出来てた)
なのにここのところのあまりの
眠れなさに昨日はとうとう安定剤を飲んでしまった
(あれだけ長い時間をかけて苦労して断薬したのに…)
なのに、結局、明け方まで眠れなかったなんて意味がないやん
ホント、がっかり
昨日眠れなくてそれでも眠ってやっと見た夢は虫の夢
見たことも無いような気持の悪い5匹の虫
その虫を捕まえてつぶして紙に包んで
ある研究機関に届けるのがわたしの指名
その虫たちはそれぞれ別の悪いウイルス持っていて
そのウイルスを究明して対処しないと地球が滅びるらしい
めっちゃワールドワイドな使命の割には
舞台は妹夫婦が借りているボロアパートの一室
(ちなみに、妹夫婦の名誉のために言っておこう
リアルでは妹夫婦はオートロック式のマンションに住んでいる)
虫はキライだ
ヘビよりもカミナリよりも幽霊よりも怖い
それでもわたしは愛と平和のために
丸めた新聞でホウキの柄で時には素手で虫をつぶす
そして、
つぶれて内容物の出た奇妙で気持ちの悪い物体をティッシュに包んでゆく
(紙に包むってティッシュか~ぃ、めっちゃ貧乏くさいやんか)
最後の5匹目はさすがにラスボスキャラで強い!
そしてさらに気持ち悪い
それでもわたしは愛と平和をそしてみんなの笑顔を守るために
全力で闘い勝利を勝ち取った
そしてそれをティッシュに包んで・・・
「母ちゃん、まだ起きひんの?今日食料品の買だしにいくんやろ」と次男の声
「昨日寝られなくて…もうちょっと寝かせて」
気が付くとわたしはまた妹のぼろアパートにいた
よく見るとつぶしてティッシュに包んだ虫たちがうごめいて逃げ出そうとしている
死んだふりしてたんだ!
小悪党のよく使う手口だ
今度はビニール袋に入れてしっかり口を結ぼうと心に決めて
わたしはまた愛と平和のために闘い始めた
しばらく闘っていると
「母ちゃんもういい加減に起きんと買いもに行くんやろ」とまたまた次男の声が聞こえてきた
「地球の愛と平和を守るのも大切な役目やけど
食材買いに行かないと晩ごはん作れへんから、今日はこのへんで」
そう妹に言ってわたしは目を覚ました
起き上がって時計をみるともうお昼
一番に自分の口から出た言葉は「夢で良かったぁ」
だってあんな奇妙で気持ちの悪い虫をつぶした手で
ご飯作るなんてどんだけ石鹸で洗っても絶対無理やもん
本当に夢で良かった ホッ