以前 

答え合わせの日 http://ameblo.jp/tukiho-tukiho/entry-12148099663.html

でも次男のこと書きましたが

 

やっと正社員の辞令がおりました、本当に嬉しい^^

弱音を吐く次男を励ましたり・・叱ったりの時間は今思えばても長苦く感じた

 

辞めたいと言う次男の良いところを認めて

引き留め、導いて頂いた上司、同僚の方々に心から感謝です

 

辞令がおりた日、仕事から帰ってきた次男が

「父ちゃんや母ちゃんに感謝してる、自分の考えだけやったら

M君みたいになっていたと思う、自分には父親がいて本当に幸せや」と言った

 

M君とは次男の幼稚園からの幼馴染

わたしもM君の母親と仲良くランチや自宅に招き合う仲だった

 

しかし、仲が良かった彼女と疎遠になったきっかけは

M君の父親がガンになったこと

M君の家庭は父親が働けなくなり収入も激変

反対にわたし達家族は同居ながらも家を新築、旦那も健康

同じぐらいだったお互いの環境が変わってきてからだった

 

その頃まだまだ元気だったわたしは

何とか彼女の力になりたいといろいろな事をしたけど

・・今思えば、それは彼女にとっては不愉快だったのだろう

そしてM君が中2の時父親が亡くなり彼女はわたしから完全に離れていった

それでも、次男とM君は高校卒業してからも仲良くしていた

 

 

 

そんなある日無職だった次男にM君から携帯がかかってきた

「今働いているところで一緒に働かへんか?」とM君

人がいなくて社長に誰か探してくれないかと頼まれた(面接も不要)

職場もいい人ばかり、頑張れば正社員になれる・・・

M君は聞こえの良い事ばかりで次男を誘った

 

社長に頼まれてると言うM君の顔をつぶすのも悪いし次男も無職状態

それに、頑張れば正社員になれるのなら・・・と

次の日の早朝、次男は出かけて行った

 

しかし行ってみてびっくり!そこは新聞配達屋さんで

時給は550円

労働時間は日にたったの3時間

1か月休み無く働いても月に5万にもならない

それに一緒に働こうと誘ったM君はその日から無断欠勤、電話も繋がらない

 

結局M君は、新聞配達の仕事が嫌になって

次男を身代りにして自分はドロン~してしまったと言う顛末

 

これにはわたしも「長い友だちなのにひどすぎる!」と大激怒

「もしM君から連絡があっても無視!友達なんてやめてしまい」と次男に言ったけど

次男はさほどM君のことを怒ることも無く

次の仕事が見つかるまで約3か月毎日、新聞配達の仕事を続けた

 

その後も次男はM君と連絡を取り合い、時々遊んだりしていたようだけど

わたしに言うと怒るから黙っていたそう

 

新聞屋さんの件以降もM君はどの仕事も長続きせずいまだにフリーター

でも次男は

「自分には父親がいて励ましたり助けてくれたから頑張れてるんや、

そうじゃなかったらM君のようになっていたと思う

だからM君のことは悪く思えないこれからもずっと友達でいる」と言った

 

 

 

正社員の辞令をもらて親への感謝とM君への気持ちを話してくれた

この日も日もまた

わたしにとって子育ての「答え合わせの日」

 

「感謝」と「許す」ということを身に着けた次男に人としての合格点を

そして、親としてのわたしの点数もちょっとあがったかな?

 

 

 

 

 

大切な人達の未来が

どんな強風にも負けず大きく花開きますように