そうだったんだ・・ って言うすごいことに最近気付いた
本当に心って不思議だな・・って驚くばかり
今回からはそのことを書いてみたいと思います
ただ、メンタル系なことでかなりダークなお話しなので
そんな話題が嫌いな方はスルーしてくださいね
不安神経症→パニック障害→うつ病 と診断されてほぼ十年
本当にいろいろなことがあった
精神科でうつ病と診断されてからの通院は
病気を治すためではなく、ただただ致死量の睡眠薬を溜めるため
でも、死にたいなんて間違っても誰にも言わなかった
なぜなら誰にも悟られず邪魔されず、きれいさっぱり終わりにしたかったから
うつ病がピークの頃、うつらうつら見る夢は悪夢ばかり
その中でも虫の悪夢には何年も悩まされていた
怖い、気持ち悪い・・逃げ惑うばかりのわたし
でもる夜、虫から逃げるわたしの手には何故か掃除機が
「そうだこれで吸い取ればいいんやん」と虫退治に成功
それ以来
虫の悪夢を見ることはほとんどなくなった（この話は以前にも書いたね）
しかししばらくすると、また違った悪夢を見るようになった
その夢というのが・・
ふと気が付くとわたしは道路に倒れ込んでる
立たなきゃ・・地べたは汚いし、誰かにこんな姿みられたくない
そう思い慌てて立ち上がろうとするけど足に力が入らない
なので這って電柱やガードレールの近くまで行き
それらを頼りに立ち上がろうとするけど
やっぱり足がフニャフニャで立ち上がれない・・
そんなことを延々と繰り返す夢
この夢も何年も見続けたなぁ。。
でも、この「立ち上がれない地獄」の悪夢も虫の夢と同じように
ある夜、克復、解放されることができた
その答えの夢というのが・・
いつもと同じように地べたに倒れ込むわたし
身体はクタクタでもう立ち上がる気力もない
「もういいよ・・もう十分頑張ったんだから
立てなくても格好悪くてもみっともなくてもこれが今のわたしなんだから仕方ない」
そう心で呟きながら冷たい地面に顔を沈めた
そうすると、紫の服を着た女性が「大丈夫ですか」と声をかけてきてくれた
そうして彼女は救急車を呼び病院に着くまでわたしの手を握り励ましてでれた
その後、２・３度同じような夢を見た
もうダメだ・・と立ち上がることを諦め動かないわたしを助けてくれるのは
いつも紫の服を着た同じ女性だった
その当時はどうして紫なんだろう？？きっと何か理由があるはず
生きていればいつかそんな謎が解ける時が来るんだろうか・・と
当時のブログでも書いた記憶がある
そう・・そうなのです、その紫の謎が解けたのです！
死にたいと自殺するために薬を溜めていたのは上に書いたけど
薬を溜めながら虫の夢に苦しんでいたころのある日
内科の通院の後とても辛くなって発作的に自殺未遂をはかってしまった
まぁ・・未遂だったんだけど
発作的だったから薬の量が絶対的に足りてなかったんだよね
仕事から帰ってきた旦那がゴミ箱に大量の薬の空ガラがあるのを見つけて
乱暴に揺り起されてわたしは目が覚めた
大量にお酒も飲んでたから「ノド乾いた水飲みたい」これが第一声
旦那がお水を持ってきてくれた・・お気に入りのスヌーピーのコップ
もうこのコップ使うことないと思っていたのに
失敗した・・きれいさっぱり完璧にやりたかったのに
失敗しちゃった・・みじめな敗北感だった
次の日、「そんなに思いつめてたんか・・」と旦那は仕事を休んでくれた
お昼から嫌がるわたしを無理やり六甲山へ連れだした
そう、六甲は二人の思い出の場所
車持っていないと言っていたのに突然車でやってきてドライブしようとわたしを誘った
結婚後お義母さんが教えてくれた
「月歩さんに逃げられたくないから慌てて車買いにいったんやで」と
六甲はとても寒くて霧でぼやけていた
でも、オルゴールミュージアムの巨大なクリスマスリースは綺麗だったなぁ。。
お土産売り場で「どれでも好きなモノ買って良いよ」と旦那が言った
目についたのは人形のカタチをしたオルゴール
ちょこんと座って音楽に合わせて首を振る姿が何とも愛らしかった
赤い服、青い服、黄色い服・・・いろいろな洋服を着た人形の中から
わたしが選んだのは紫の人形
そうだったん、だから彼女は紫の服だったんだ・・
またひとつ謎が解けて少しうれしい
でも心って不思議・・だね
死ぬことしか考えてないはずなのに壊れた心をちゃんと治そうとするんだから
これから少しずつだけど
どうしてわたしがうつ病になったか（過去のトラウマとか置かれてる環境とか）
そうして、どうやってここまで回復したのかを書いていこうと思います
もちろん良くなったと言ってもまだまだだけど
（死ぬことばかりを考えていたときよりはずいぶん良くなったと実感できてるから）
できれば、心の病気で悩み苦しんでいる人に小さな光でも感じてもらえるように
そして何より自分自身を知り謎解きをすすめに・・
長い文章、読んでくださりがとうございます
義母のことも書きたいけど（愚痴）長くなったので次回書きますね