今日は、お世話になった方で,亡くなられた方の御宅に伺い、遺影に手を合わせてきました。

仲良しご夫妻だったので、遺された奥さんの事を、案じていたのですが、おうちにあげてもらって、その杞憂がなくなりました。



壁のあちこちにかけられた、その人のお孫さん達の写真。弾けんばかりの笑顔の写真。

久しくお会いしないうちに6人のお孫さんがいてはりました。


「スープのさめない距離に3人の娘達が住み、入れ替り立ち替り子や孫が来てくれる。」のだとか。



一家の大黒柱を失っても、皆して助け合われている姿にほっとしまて帰路につきました。



それでもショックなことが、1つありました。


私の母と共に伺ったのですが、最初に私を見たそのご婦人は、私を母と錯覚したよう。




もう80歳を超えた母とです・・・・




まぁ、久しぶりだったので、その方の記憶の中の母が、私の年齢だったよう。




「それにしても、そっくりやね!」と言われて、複雑な心境。もうちょっと痩せねば・・。




そんな事を話しながらの帰り道。


ふと母の顔を見て、びっくり。

母の顔は、私の記憶の中の祖母の顔でした。




よく誰かが亡くなった時に、慰めるのに「◎◎さんは、あなたの心の中に生きてはるよ」と話すけれど。




心だけじゃない、そうだDNA




ここにもしっかりず~っとず~っと昔っからのご先祖様の情報が繋がってるんだ!




小中学生でも理科で習うでしょうという事に、母を見ながら感動を覚えておりました。




そして、京都の四条大橋まで戻ってきた時に、たくさんの人々と遭遇しました。
稲の穂ダイニング
稲の穂ダイニング






これまでたくさん発電してくれてお世話になった原子力発電所ですが、私たちの大事な命の情報を、ズタズタに切り裂いてしまう放射線、それを生み出す放射性物質をたくさん作りながらの発電です。核廃棄物の処理法も確立されていないから、発電すればその保管方法も永年にわたる課題となります。



先日、長崎で被爆した稲をずっと代を継ぎながら育ててらっしゃる方の映像を拝見しました。

1年草の稲は、すでに66世代の命をつないでいるのに、損傷してしまった遺伝子は元には戻らず、傷ついたままの姿で、また成長していくとのこと。



人の遺伝子ならどうなのでしょう?



私たちが、もっと自然に即した生活に戻っていけるなら、電力も今ほどいらないはず。



人の命の重さを問いかける集い、明日も全国で開かれますね。

humanERROR 全国一斉100万人パレード