四連休が始まりましたね。

みなさん、
いかがお過ごしなのでしょうか?



自閉症の記憶についてのお話を
しようと思います。


これは、よく言われる
成功体験の大切さにも繋がる話です。


なんで、
成功体験が大切なのか?

それは、自閉症のお子さんは、
経験した記憶が消せない
という特徴があります。

忘れないとも言えますね。

失敗体験をした時の事を覚えているので、
ある時、
記憶のフラッシュバックを起こして、
パニックになることもあります。

これがもし、成功体験だったら?!

パターンとして、記憶され、
同様な場面では、
同じ行動をとるようになるでしょう。
一度や、二度では、記憶されずらいですが。
ここは根気がいりますが、
記憶されたら、しめたものです。


失敗体験は印象が深く、
一度でも記憶に留められてしまいます。
不安も一緒に、
インプットしてしまうのでしょう。

例えば、
トイレでウオシュレットが
間違ってボタンを押して出てきたことを
経験すると、

びっくりした
怖かった

という、不安や体験が記憶として残り、
トイレへ行くことを拒否する
なんてことがあります。

ですが、
この長期記憶ですが、
言い方を変えると、


一度正しい方法を学ぶと、
それを継続することは得意なのです。


この特性を、強みと捉えるのです。


新しいことを覚えるときは、
失敗するような状況を避けて、
成功体験が出来る配慮をする。

繰り返し、同じ手順で伝え、
パターンを知らせることで、
記憶として残す。
これは、着替えや朝の支度などが言えますね。


成功体験が大事って、
なんでなの?

それは、
自閉症には長期記憶の特徴があり、
一度正しい方法を学ぶと、
それを継続し続ける能力があるため
ということです。


彼らは、
日々の中で、
環境との間で生活のしにくさ、
わからなさがあり、
うまくいかないことが多くあります。

これらが、
失敗体験として記憶として残り、
より生活をしにくくしているのです。

メカニズムがわかれば、
どう手助けすればいいのか
ヒントとなりますね。

長期記憶

これを弱みにするのも
強みにするのも
考え方、生活の工夫次第。


さて、
どのように考えますか??