「サヨナライツカ」


     観てきました

   


感想としては・・・


消化不良です



映像の綺麗さと


中山美穂さん、石田ゆり子さんの美貌


西島秀俊さんの鍛えた体


加藤雅也さんもステキでしたね~


どんなんしたら あんな綺麗な顔ができるんだろう?と 思ってしまいました





映画を観ようと思ったのは 予告のこの言葉に惹かれたから



 サヨナライツカ


遠の幸福なんてないように


永遠の不幸もない


いつかサヨナラがやってきて


いつかコンニチワがやってくる


人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと


愛したことを思い出すヒトにわかれる


私はきっと愛したことを思い出す



光子との結婚を三ヵ月後に控えた 豊


勤務地バンコクで妖艶な美女とう子に出会う


婚約者がいると知ってて豊に近付くとう子


とう子のいきなりの訪問でビックリするが


そのまま、とう子の魅力に引き込まれて関係を持つ


激しい肉欲の愛



日本で待つ婚約者光子は清楚な人


しかも仕事上光子と結婚する事は昇進を約束されている



遊びのつもりが、どんどん深みにはまって行く豊


仕事に支障をきたす程にとう子に心酔して行く


人目を憚らずに行動する二人


まわりのみんなに関係がバレル


しかし切れない二人の関係



そんなある日とう子の元へ光子が訪ねてくる


タンタンと語る光子


控え目だが強い光子


奔放なとう子だが動揺する


それを必死に押し殺す


光子「お散歩しましょう」


とう子「ええ」


二人で船に乗り記念撮影


一人の男を愛する二人の女


「結婚式はバンコクでします

前日までにここから出て行ってください」


キッパリ言い渡す光子


とう子が去る日に光子がやって来る



月日は流れて


豊は念願だった社長の椅子に座っている


二人の息子と光子との家族写真が飾ってある


幸せそうな家庭


仕事で25年ぶりにバンコクへ


そこで、とう子と再会する


とう子はかつてホテルオリエンタルのスイートルームに住んでいた


今はそのホテルでVIP応対係をしている


再会した二人 思わず涙する


「待っていたの。信じていればいつか会えると」とう子が言う


「ずっと探してしていたんだ。ニューヨークにも何度も行った。でも見つけられなかった。」と豊



食事をする二人がメニューを見るのに老眼鏡をかける


月日の流れを感じさせるシーン


一旦日本に戻る豊



「連絡はとっているのか? 食べていけてるのか?」


妻に聞く豊


長男は豊に反発して家を出てミュージシャンをしている


長男に会いに行き


自分の生き方を非難され、我に帰ったように


仕事を放りだして、とう子に逢いに行く豊


バンコクについてみると


VIP係は外人にかわっていた


とう子は病におかされていて


薬で延命していたのだが


前日亡くなり遺骨は川に流したという


本当に大事なものに気づいた時


それは消えてしまった


号泣する豊


回想シーン


豊 「僕の夢は何千何万もの飛行機を世界の空に飛ばす事」


とう子 「君の夢が好き」


豊は日本に戻り仕事を続ける


そこでお話は終わりました




冒頭の言葉は


光子が書いた詩なのです


光子は「愛した事を思い出すヒト」なのです




豊に


「死ぬ時に愛された事を思い出すヒト?


それとも愛した事を思い出すヒト?」


と聞かれて とう子は


「愛されたこと」と答えた



アタシは逆だと思っていたのです


とう子のように情熱的な女性は


「愛したこと」と答えると思っていました


光子の方が愛する事に真摯っていうか


愛するという自分の感情を大事にする


だから、婚約者が他に関係を持つ女性がいると知っても


豊には何も言わず豊を許して結婚したのだなぁ~と思いました





人生半ばを過ぎているワタシですが


愛については、まだまだで


「愛とは何ぞや!」といつも思います



そんなに深くヒトを愛した事が無いなと思いました


結婚も望まれてした結婚でした


この人でなきゃなんて気持ちはわからない



ましてや、とう子と豊の様に体が求め合う愛なんて経験は無い


とう子の言葉 「君の汗の匂いが好き」




先日ホンマでっかTVで学習した


本能で求める 人は気づかないうちに匂いを嗅ぎ分けていて


自分にない免疫力を持っている人の汗は心地よいにおいに感じるらしい



本能で感じる愛なんてあるんだな~



もっと深く考えてみたいので


原作を買ってきました



果たして自分は死ぬ時に


愛した事を思い出すのか?


愛された事を思い出すのか・・・・・



じっくり考えてみたいと思います



                   とう子の漢字が変換できなくて ひらがなになっています スイマセン