戦争とはつまるところ「経済である」と言ったのは司馬遼太郎氏だった気がする

「始まるのも、終わるのも、継続する事もである」

「明治政府はこの事を十分に理解していた、我が国が世界に開かれたとき経済的には大きく立ち遅れていた、しかし日清戦争の時清国は欧米列強との戦いで経済は疲弊していた、日本は列強を味方に付けて疲弊した清国との戦争に勝つことが出来た」

「日露戦争ではロシア革命の影響でロシアの国家は経済が混乱していた事と拡大し過ぎた前線で兵站が立ち行かなくなっていたので勝つことが出来たが実際には綱渡りだった」

「しかし昭和の軍隊主導の日本国は全くその事を考えていない、山本五十六が“半年なら持たせて見せます”と言ったと書かれているが恐らく弾薬、燃料がその程度で尽きると言う事を彼は解っていた、

大本営は原油確保の為に「パレンバン油田」を奇襲して抑えたが此処迄の戦線は兵站も補充も完全に伸び切っていた、

攻める対象を勝ち取る事を前提に戦略を立てるなど正しく愚の骨頂である、相手の駒を取って勝てる将棋は素人とプロである

高市政権の戦争の出来る国はこの「夜郎自大」の発想に近い

ごく普通の国家経営の話である、それでもエネルギーの自給率は20%台、食糧はカロリーベースで40%台である

戦力がどの程度あるかは正確には解らないが戦争が今のウクライナロシア戦争では既に4年である、

EUが全力を傾ける勢いでウクライナを援助していても国民の生活は疲弊している、極寒の暖房すらないと言う

武器に至っては外国の援助が無かったらとっくに枯渇しているだろう

EUがウクライナを国勢を傾けるほどの肩入れをしているのは「ロシアはウクライナだけでは終わらないだろう」と言う危機感がある為だと言う

しかし極東の人種も違う日本が仮にロシアの侵略を受けたとしても恐らくこうは行くまい、精々「声明を出す」程度だろう、

ではアメリカがどの程度援助してくれるかと言うのも期待は出来まい

いみじくも中曽根首相がリップサービスした通り、アメリカにとって日本は「不沈空母」以外の何物でもあるまい

日本の基地が大きな被害を受けたらグアムに後退するだけの事だとおもう

戻るが「つまるところ戦争とは経済である」のだ、自給率が戦争の継続を担保している事は紛れもない

博打も種銭が少ないやつは最終的には螻蛄になる、金のあるやつは勝つまで種銭がある

勢いのいい言葉に付和雷同で選挙とは酷い世の中になったものだ