あの日

抱きしめられて

私の気持ちはやっぱり好きなんだって気がついた



「ごめん、好きなんよ」



って抱きしめられた




あの時感じた安心感が私を子犬のようにふるえさせて


心を揺さぶったんだ




肌寒かくて震えてたけど
体の震えを止めてくる程つよく抱きしめられた


あの人の胸の鼓動が聞こえたのははじめて

背の高さに気がついたのもはじめて






手を繋いだ感覚がすごく幼かった

一緒に話す想いも中学生みたいだった






好きだよ







忘れられないキス

あの人の存在は私を癒しているのか
それとも
苦しめているのか?


わかっていることは
結婚してから
忘れかけていた気持ち
人を想い思いやる
優しく気遣う

簡単に埋もれてしまうそんな感情を掘り出してくれたこと






みんなに優しくて
みんなに同じように話すあの人を見て




なんだよ…





と思う私。



でもあの人は言うんだよね


「自分がいなかったら仕事辞めてたよ」

「君だから言うけど」


「また会えない日が続くね、寂しい」





それだけでも
頑張れるよ、仕事。

明日の仕事は
張り切るんだろうね


明日は足音が聞こえるくらい近くに

明日は笑い声が見えるくらい近くに





会えるよね






おはようございます

が精一杯だったりして