伊勢 | 津人のブログ

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そう言えば、今年も伊勢神宮に初詣に行った。
少しでも伊勢神宮の神聖な雰囲気を感じ取って貰えればと思い、写真を列挙する。


豊受大神宮(外宮)。
その入り口の表参道火除橋。
参拝ルートの事実上のスタート地点となる。


手水舎。


参道に生える大きな杉。
いわゆる神宮杉。


神宮杉の樹齢は400~900年とされている。
古いものは平安時代から参拝者の目に触れられている事になる。


正宮。
撮影できるのはこの入り口まで。
奥には正宮の壮観な正殿と5棟の社殿が並ぶ。


所変わって皇大神宮(内宮)。
二千年前に天照大御神がこの五十鈴川のほとりを気に入り永遠の御鎮座地とした事が、伊勢神宮の起源となる。



内宮入り口の宇治橋と、その手前の鳥居。
冬至の日には朝日が鳥居の真正面から昇るとされる。自分が行った時は冬至から1ヶ月ぐらい経っていたが、それでも朝日の軌道が鳥居に収まっていた。何でも、この鳥居の位置は、いにしえからの太陽信仰に基づいてのものらしい。


宇治橋から眺める五十鈴川。


朝早くから多くの参拝者で賑わう宇治橋。


五十鈴川と水鳥。


内宮内の五十鈴川の御手洗場(みたらし)では、なぜか参拝者がお賽銭を川に投げ入れ、いつも浅瀬は小銭でいっぱいなのだが、内宮側はそれをやめて欲しいという注意書を提示しているらしい。



橋の欄干の擬宝珠と、五十鈴川の分流の川。
ここの景色はなぜか、そそられるものがある。


神宮杉と正宮入り口。
神宮杉にはこのように竹が巻き付けてあるものがあるが、杉の皮を剥がされない為の対策であり、神祭具的なものではないらしい。


正宮。
やはり、撮影はここまで。
神聖とされる場所ではやはり撮影は制限される。あと参拝者の安全対策というのもあるらしい。
この奥には、正殿と4棟の社殿が。
天照大御神を祀っているこの正宮が、事実上の参拝の目的地となる。


正宮近くの、一際目を引く神宮杉。



この幹の太さ。
やはり、千年杉なのか?
もしそうだとしたら藤原道長ぐらいの時代から存在する事になる。
従来未開の地だった場所では樹齢数千年の木はたまに存在する。日本では屋久島の樹齢2700~7200年の縄文杉が有名。ただ、古来、多くの人が行き来する場所で樹齢千年クラスの木が残っているのは世界でも珍しい事ではないのか。
この杉のテカりには、自然の歴史、日本人の歴史、信仰の歴史が刻み込まれ、これからもそれが更新され続ける事になる。この木にしてみれば、自分なんかフロントガラスに滴る雨の水滴のような一瞬の存在なのかも知れない。ってな事を思いました。以上。