ルアー釣りを始めた時に青物と同じくらい恋焦がれた魚、その名はヒラスズキ。
挑んでは挫かれ、挑んでは挫かれ、その繰り返しでいつしか考える事さえ止めていたが、一年ほど前に友人の井端兄から送られて来た写真を切っ掛けに、自分の中で止まっていた時が静かに動き始めた....。
92㎝!!
信じられるかこれ?シーバスやなくてヒラスズキやぞ?
実はこの写真の前から井端兄から行こうと誘われてはおったんですが、他の釣りが面白くてヒラスズキからは感心が薄れてたんですよね。
でもこの写真を見せられてからは自分のモチベが爆上がりし、今年もさっそく行ってきました🌊
海の状態は良好。
風がそんなに無かったからサラシは期待してなかったんやが、そんな心配をする必要は全くなかった。
そして不慣れな自分は井端弟から歩くのに危険な場所やシモリが厳しい場所なんかのレクチャーを受け、「あそこに投げてみ」と言う指示の元、まず一投目をキャストをする。
偉そうに、なーにが「あそこ投げみ」じゃ上級者振りやがって🤣
俺がどんだけヒラスズキにボコボコにされたと思ってんねんw
そんなに簡単に釣れるんやったら何の苦労も要らんのじゃwwwwwwwww
って思ってたら二投目でいきなり釣れた....💧
しかも結構デカい。
今まで釣れなくて苦労してた過去は何やったん?
普段からヒラスズキ釣ってる奴らの指示の的確さには正直驚いた。
この一本を釣り上げた事で自分の中のヒラスズキ欲求は解消され、自分の中にあったモチベも少々下がり出した所で、井端兄がこう囁いた。
兄「おい、こんなポイントで満足してる場合じゃないぞ、あっちに島が見えるやろ?あっちの島で92センチ取ったんや」
井端兄が言うには、向こう側に見える島こそが井端兄弟にとってのメインエリアらしく、井端弟も横でウンウン頷いてたからきっと間違いないんやろう。
が「マジか!そしたら早速行こう!!」
兄「慌てるな、俺らはウェーダー履いてるからもう少し潮が引けば渡れるけど、お前のその雨の日の通勤スタイルでは渡れん」
確かに磯ブーツに合羽と言う舐めた格好なので、さすがに海水に浸かってジャブジャブ渡れません。
なので、希望の島に渡れるその時が来るのを今か今かと待ち続ける。
やがて時は経ち、潮は引き、対岸に見える希望の島への道が少しづつ浮かび上がる。
まだ完全に潮は引いていないものの、痺れを切らした井端弟が向かいの島に渡るのを見て、兄もきっと火が付いたんでしょう。
兄「そろそろ行こうか」
そろそろ行こうかと簡単に言うけど、こいつたぶん俺が長靴と合羽で来てる事を忘れてる。
必死にその事をアピールするも「たぶん大丈夫」って感じであまり話を聞いてくれない。
長靴と合羽とは言え、ある程度なら水に浸かっても大丈夫ではあるんですが、さすがにウェーダー履いてる奴と同じ感覚で海水に浸かって行ける訳がなく、半分くらい渡った所で事の重大さに気付いた井端兄は申し訳なさそうにこう呟いた。
兄「ごめん、お前の格好やったらちょっと厳しいわ....」
そうでしょうそうでしょう、どう考えたって長靴と合羽と言う通勤スタイルで腰まで浸かればタダでは済まんのは一目瞭然なのですから。
「いけるか?」
が「ん?今『いけるか』って言うた?まさかこれを渡れってか?」
兄「たぶん大丈夫とは思うけど、ちょっと濡れるかもやわ」
ま、まぁ、自分としても目前に迫るエルドラドを後にしたくなかったし、ちょっと濡れる程度なら大丈夫かなーと思って覚悟を決めたんですが
どう考えたって大丈夫な訳がない。
他に釣り人が居てなければパンツも脱ぎたかった。
で、結局昼過ぎまでやったけど、その後はバイト一つ出せずに本日は終了。
結果としては
自分が釣ったヒラスズキ以外に井端兄が片手間で釣ったグレ数匹とヘダイが1
兄「ええよ、お前全部持って帰れや」
そう言うて魚を全て貰ったんですが、きっと申し訳ないと思ったんやろうな。
まぁ、自分としてはヒラスズキが釣れたから充分満足はしてるんですが。
あと余談ですが、自分が元居た島に帰る際、潮位があんまり下がってなくてもう一回ズブズブになりました。
で、エルドラドでの釣果はどうやったって?
だからその後はバイト一つ出せんかったって言うてるやろ!











