背すじ矯正 | 赤ちゃんの成長記録



背すじ矯正とは、ズンズン運動です。



背すじの両脇には、脊柱を支える脊柱起立筋という縦の筋が走っています。

身体の筋肉をあらわしている図鑑をみることがありますが、

人間の表皮の下は、全員あの図鑑のようになっていると思っていては

大間違いです。

あの図鑑は、死んで亡くなった人を解剖してみたあとの見取り図からできているもので、

この世に生きている人は、

生きたままの生皮の下の筋肉の実態をみることはできないのです。

ゆりっこが、添い乳、横抱きを嫌い、

チャイルドシートに乗せたきりの姿勢や、首がまがったままの寝姿が

ゆがんだ身体をつくり、病巣をつくりやすい身体にしてしまうのだと

一生懸命、世の中に発信しているのは、

赤ちゃん時代にゆがめてしまった場合は、

自分の力でよい姿勢にもどす力を奪われてしまうからです。

そこで、赤ちゃん自身に、自分の力でゆがみ矯正する力を

引き出そうとして、ズンズン運動しながら、背すじ矯正効果をねらうのです。


写真1は、脊柱起立筋がはしっているところを左右対称に押しつつ、

ズンズン運動しているのですが、脊柱に対してずれた位置を押しているようですね。

ゆりっこの親指は、背中の生皮の下のみえない筋肉層を意識して押さえますが、

外から観察すると、背すじが真ん中にきているようにはみえません。


赤ちゃんの成長記録-1b 1 赤ちゃんの成長記録-2b



赤ちゃんの成長記録-3b

写真1の持続のまま、ズンズン運動をつづけていくと、

子どもは、レスリングでタックルされたことに反応するように、

ブルドーザーで前進するように床を蹴って抵抗してきますが、

背すじが真ん中の位置を押さえてもらっているので、

押さえられた位置を意識することになり、全身の力は前進方向に集約されていきます。

子どもは、泣いたり大声を出したりしますが、それは気合が

腹から脳にむかって脊柱のパイプを通過し全神経網に電気がつくことで

エネルギー発散の仕方を学習します。

写真2・3は、少しずつ脊柱起立筋が中心に寄ってきて

身体の内面と表面にみえる筋の位置が変化し、整ってきた様子を写しています。

ゆりっこは、身体の真ん中を意識しつつズンズン運動を継続していると、

子どもは、全身で動き変化させる力を発揮します。

写真4は、背すじ矯正の終盤ですが、

なんだか、芯が通ったようなすっきりした姿勢に変わっています。


赤ちゃんの成長記録-4b

脊柱は身体の芯であり、

脳と身体をつなぐパイプであり、自律神経の通り道といえます。

芯がしっかりしてきたので、下半身も力強くなっています。


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