ゆりっこ枕をして、赤ちゃんの顔を正面に向けて
身体をまっすぐに保ったまま、両足のそけい部を
ズンズン運動しています。（写真1）
赤ちゃんをのぞきこんでいるママの鼻筋と赤ちゃんの身体の正中線が
まっすぐに一致しています。
このままズンズン運動していると、赤ちゃんの首は
向きぐせのあるほうに少しずつ流れていくことがあります。
すると、ゆりっこ枕のロール巻きの部分を引き上げるように伸ばしては
首の向きを修正します。
すると、ゆりっこ枕のロールの部分が非対称になりますが、
それは、赤ちゃんの首すじのゆがみ状態が表面化しているわけです。
１赤ちゃんをうつぶせにしたときは、首を苦手側に向かせて
仙骨をズンズン運動します。（写真２）
すると、苦手側にむいているので、元に戻そうという動きをしやすくなります。
苦手側に向かせるのは、戻そうとする動きが頻繁にあらわれるからです。
戻す動きをくりかえすのは、首のねじれやよじれを解消する動きになるのです。
２仰向けの赤ちゃんを引き起こすときは、
両肘の関節をすっぽり握って、ゆさゆさと小刻みに左右にゆすりながら、
ゆっくり時間をかけて引き起こします。(写真３）
赤ちゃんのおめめが、覚醒したように見開いてじっと凝視するようになります。
この促しは、交感神経にスイッチが入るようです。
首据わりを促す効果もあります。
この引き起こしをして、ご機嫌がよいのは、すくすく成長の証です。
泣いて嫌がる場合は、向き癖があったり、発育になんらかの問題をかかえている
と思ったほうがよいといえます。
すくすく成長のバロメーターだと思ってみてくださいね。
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