早朝散歩🚶♀️してたら、助手席の開いた軽自動車の下に男性が潜り込んで横たわってました。
たまに見かけるこの車の持ち主のお兄ちゃんかな?スキンヘッドでハードな見た目なのにアニメキャラのステッカーを車に慎重に慎重に貼ってるのよね。今日は車の整備中かな?と思って見ると…
目を閉じて…砂と砂利にまみれた裸足の足🦶
投げ出されたタトゥーだらけの両腕。スキンヘッド。幾つものゴツい指輪とピアス。チェーンで腰に繋がれているけど地面に放り出された長財布。
(でも、Tシャツはアニメキャラ物)
これ、死んでるやつじゃん😱
私、第一発見者じゃん🥶
やばーーーどないしょ
と、思って見ていると、向こうからおじさんが歩いてくる。ぶぶがおじさんと横たわるお兄ちゃんを交互に見るも、敢えての目を合わせない感じ。
最近の人はこれをガン無視っていうんだよね。
だよな。
うん、そうだよな。
誰が見てもヤバいもん。この状況。
しゃがみこんで、胸を凝視しても動いてる気配ないし。
でも、これ、仮に生きてて、このまま寝ていたら熱中症間違いなしよね。
うちのじーじは過去に畑で昼寝して重篤な熱中症🥵になったしね。
「おにいちゃん!おにいちゃん!起きて!おにいちゃん!」と連呼。
反応が、ないーーー
でも、触るの怖いから、さらに連呼
「おにいちゃん!おにいちゃん!おにいちゃん!!おにいちゃん!!」
あ、瞼、動いた?
と、言うわけで、生きてましたーー
なんかね、酔っ払って、記憶ないんですって飲酒運転ではないんだけど、どうして自分が駐車場にいるのか全くわからないんですって
今まで挨拶もしたことないんだけど、空と明が、あぐらで座り込むおにいちゃんの足元に座り込んで動かなくなり、おにいちゃんも照れからか、色んな話をしてくれて。
「もうー死んでると思って焦ったからー。朝からマジやめて」
「いやーすいません。あれ?俺、なんで推しのマスコット(彼はアニオタ)を枕に!うわっ!砂だらけ」
「タトゥーにアニオタって珍しくね?」
「いやぁー本当その通りでアニオタに引かれるんすよぉ。昨日もメイドさんのコンセプトバーに行ってきたんすけどね。」
「いやいや、気分良くなりすぎだしスキンヘッド、砂利食い込んでるし。」
なんてゲラゲラ笑いながら話してきたのでした。
もう、緊張強かっただけに、盛り上がったよね。
あぁ、ビックリした。
生きててよかったよぉ
そんな、おにいちゃんが明ちゃんを見て「うわ❣️この子、美人っすね❣️」と言ってくれました。