東北北部を除いて全国的に梅雨入りしたようだ。

この辺ではよく梅雨寒と言って、冷たい東風が吹くときがある。

過去の農業の歴史を読んでもそのことが書かれている。

戦前までは、粟、稗、蕎麦など雑穀類が中心作物であり米が出来ても

低温などのため全国一まずい米と言われたときもあったそうだ。

しかし今は技術の発達で、その米も全国に誇れる良質な品種も出始めた。

耕作面積が少ないこの下北地方では、昭和30年代まで小規模な面積の水田が

あちらこちらに点在していた。しかし耕作しない農家さんが増え担い手不足で

いわゆる耕作放棄地が増え始めた。

私の見る限りでは現在でもどんどん増えて来ているように思われる。

抜本的な対策は非常に難しい。

そこには所有者と耕作したい個人、法人などとの複雑な取り決めがあるからである。

農地法第三条

上記の者が農地を借りる場合は、地権者の同意を得た上で農業委員会に

届けでしなければならない。

所有者はなかなか自分の土地を手放したくなく、なおかつ賃借しても短期間で

返されるとむしろ困ってしまう現状がある。

永続的に行うにはかなりのハードルが待ち受けている。

そんなことはまったく思わないで耕作放棄地を開墾し畑に変え野菜つくりに

取り組んで来たが、自分のやっていることが果たして正しいのかと

自問自答することがある。

初心わすれるべからず・・・・

ただただ己が思ったことをそのまま実践するだけです。


さてさて、本題に入ります。

ハウス内の育苗苗の様子。

【ゴーヤ】

まもなく定植します

 

【玉ねぎ】(ポールスター)

結構栽培は難しい。

昨年はちっちゃな玉ねぎでした。まあ今年も植えてみて研究することにする。

 

ゆうがお】

一株で2~3個大きな実をつける。

この地方ではよく食べられるウリ科の野菜。

 

スイカ】

小さすぎ!

植えるときは夏になってしまう!いやいやまだ大丈夫、秘策があります。

 

【ピーマン】

ピーマンは寒さに強いので、10月でも収獲できます。

 

【中玉トマト】

幾分挽回して来たがなんとか間に合わせよう!

 

【長ねぎ】(元蔵)

冬採り用で間に合うか?少し心配

 

今日から「オクラ」、「カボチャ」、「インゲン」の定植作業を行なう。

第一再生区だけでなく第二再生区へも行かなくてはならない。

忙しい一週間になりそうだ。