今日は猫の日 | 奇言雑言

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猫の魅力は?

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!!

 
・・・・・・・TUGUでございます。
 
大事なことなので、文字サイズ最大&大見出しで言ってみましたw
 
猫は好きだけど。
今は家の中にはネコがいません。
外ネコが3匹。
ご飯を食べに通ってくるぐらいです。
 
ネコという動物は
ネコ同士で何らかのネットワークを構築していて。
「猫が幸せに暮らせる場所」の情報共有をしている
という噂があります。
 
これを 『猫ねこネットワーク』 
通称 NNN といいます。
 
・ネコが好きな人間
・ネコを飼いたいなと思っている人間
・ネコを飼う素質を持った人間
・継続して猫を飼っている人間
・すでに猫が飼われている場所
 
などなど、その情報はかなり広範囲に渡り情報収集と共有が行われていて
たぶんどこかに司令部があるんじゃないのか?ってなぐらい
的確に猫がタイミングよく派遣されてくる。
 
TUGU家の場合。
今の家には、30年近く住んでいるのだが
住みはじめた当初、1匹の猫を飼っていた。
 
周辺は、今よりも野良猫・飼い猫が自由にウロウロしていて
ウチの敷地にも、複数匹の猫が出入り。
ウチの猫は、箱入りでそのうえ、高齢だったので
猫社会に馴染めなかったのか引っ越してきた当初
外へ行ってもすぐに帰ってきた。
そして、その後ろには、どこかの猫が必ず追いかけてきていた。
いじめられている風ではなかったのでほっておいたら
そのうち、夜になってもなかなか帰ってこなかったり
呼ばないと帰ってこなかったりするようになった。
 
暫くして、ウチに野良猫が餌を貰いに来るようになる。
 
ウチの猫が食べ残したご飯をもったいないからあげたところ。
声をかけると反応するようになり。
敷地の中でごろ寝をしていたり。
なでさせてくれたり、抱っこさせてくれたりするようになった。
 
怪我をしたら、病院で診てもらったり、なんだりしていたら
脚に腫瘍ができているのを発見し。
捕獲→手術という話になったのだが、診察の結果
腫瘍が、4本の脚のうち3本にあり。
手術はせずに、別の治療法をしていくことになり。
ウチで保護することになる。→オスだったのでコレを期に去勢。
 
ソレと入れ違いに、我が家の猫が他界。
 
保護猫がそのまま我が家の猫となる。
新たに野良猫が数匹、ウチにご飯を貰いにやってくるようになる。
メス猫で、2匹いて。当然、野良なのでお腹が大きくなるわけなんだけど、、、、。
暫くして、パンパンだったお腹がスッキリ。
子猫が生まれても、その子猫をウチにつれてくることが一回も無かったので
「子供はどうしてるの?ちゃんと育てられているの」
「お腹空いてるんじゃないの?」
「つれておいで、ご飯あげるよ。」
声をかけ続けた。
それからさらに何度目かの出産の後、、、
子猫を連れてきた。
「おー、元気だw」
「3匹いるのか。うんうん、がんばったなぁ。」
そのうち、親猫が姿を見せなくなって。
子猫も、1匹姿を見せなくなり、、、、。
2匹の子猫が、我が家でご飯を貰うようになった。
またメスだった。
成長したメス猫はお腹が大きくなってきた。
「あんた、子供が生まれたらつれてきなよ。」
「野良で子育ては大変だよ、ご飯あげるからね。」
と、話しかけ。
そして、、、、
子供をつれてやってきたのだが、、、、。
 
大きさ的に、生まれて1ヶ月~2ヶ月ほどの子猫の動きが
なんだか、おかしい。
 
茶ドラのオス。
目が見えていなかった。
激しく怯え、ちょっとした物音にも威嚇を繰り返す。
 
これは、コレは間違いなく
このままにしていたら、この子は、、、、、。
 
母猫に話かける。
 
「もし、この子をウチで育ててもいいというならば明日、また連れておいで。」
 
母猫は、ジッとこっちを見ていた。
 
来てくれるだろうか、判ってもらえただろうか。
こちらの考えで勝手に子猫を取り上げてしまっていいのだろうか。
たくさん悩んだ。
 
そして、母猫は来た。
茶トラを連れて。
 
いつものようにご飯を出ししてあげると、
母猫が茶トラにご飯を食べるように促し。
茶トラがご飯を食べ始めたのを見届け。
そして、、、、そして。
1歩、2歩、、、、茶トラから離れた。
 
泣きそうだった。
こんな自分に、大事な子供を、、、、、、、、。
 
素早く、茶トラの首根っこをつかんで捕獲。
親猫の、目が光る。
強い眼差し。
 
「絶対に、大事に育てるから、安心して。」
「約束する。」
 
シャーシャーと威嚇を続ける茶トラ。
「ごめんな、お前は、もう。うちの子だからね。」
 
数日間は、母猫がうちに来てご飯を食べていたけれど。
そのうち、姿を見かけなくなった。
 
茶トラは、暫くミーミー鳴いて
母猫を呼んでしたけれど。
いっぱい抱っこして。
いっぱい撫でて。
いっぱい甘やかして、、、、。
そのうち、先にウチにいたオス猫とも仲良くなった。
 
オス猫同士だから、どうなるかなと思ったけど。
何の問題もなく。
トイレの場所と使い方を教え。
家の中をヨタヨタ歩く目の見えない茶トラの面倒を見た。
 
茶トラが、成長して。
一通り自分のことが自分で出来るようになったころ。
 
もともと、身体に出来ていた腫瘍の影響もあって
オス猫は静かに旅立って行った。
 
茶ドラの母親には、姉妹猫がいて。
姉妹猫は、ウチでご飯を貰う外猫だった。
ただ、全くこちらを信用していなくて
話しかけても、そ知らぬ顔で。
絶対に気を許さなかった。
 
茶ドラが、成猫になって。
べたべたの甘えん坊ニャンコになり。
我が家の猫は、家の中に1匹。
家の外に、数匹の猫がいる、そんな環境になった。
 
外猫の中に、物凄く人に慣れた白猫が1匹いて。
その子が、あるとき、前足に怪我をしていた。
怪我の状態が、以前ウチにいた
腫瘍が出来たオスのものと似通っていたので
人に慣れているのが幸いしてすぐさま捕獲して
獣医へ。
 
腫瘍ではなくて、ただの傷で。
薬を塗って、包帯を巻いて保護しておけば治る。
ということだったので、
数日、家で保護して、治ったらまた外に。
と思ったのに、数日で、すっかり「うちの子」だった。
茶トラとも仲良くしてくれそうだったから
そのまま、うちの子になった。
 
その後、茶トラの叔母に当たるメス猫も
すったもんだの末に、ウチの猫となり。
 
ウチの猫が3匹になったんだけど、、、、。
 
もともと、障害がある子だった茶トラが、他界。
 
その後、すぐに近所でボロボロの子猫を見かける。
見かけただけで、「ああ、ボロボロだなぁ、、、。何かの病気かなぁ、、、。」と思ったのだが
同じその猫を、母親がやっぱり近所で見かけて。
 
「あの子、ウチに来ると思う。」と言った。
その翌日。
自宅の敷地に、そのボロボロの猫がいた。
 
3ヶ月ぐらいのメス。
錆び猫の長毛種だが、、、、体毛が、とにかくボロボロで
酷くやせている。
元気なんだけど、何でこんなにボロボロなのだろう、、、。
幸い、人馴れしていて捕まえやすかったので捕獲後獣医へ。
 
「カイセンですね、、、。」
「かなり酷いですよ。元気があるのはいいことだけどこれは早く治療しないと、、、。」
 
カイセンは、伝染する皮膚病なので。
治さねば他の猫たちに感染する恐れがある。
食い止めねば。
 
治療開始。そして、メスなのでこのままだとまた子猫が増える
ソレを、防ぐために避妊。
 
ソレを経て。ウチの子に。
 
3匹のメス猫は、互いに微妙な距離をとりながら
ウチで暮らしていた。
 
が、3年前。
 
相次いで、次々と、虹の橋を渡っていった。
あっという間に、、、、、
家の中から猫がいなくなった。
 
家の中に猫がいたときも、外では相変わらずご飯を貰いに来る猫がいて。
現在は、3匹の外猫がウチに通ってくる。
 
敷地には、彼らの家もある。
 
家の中に入ってくるほど慣れているのだが
家の中で飼うことを彼らのほうから拒絶しているので
せめて、雨風や寒さから守ってあげねばと
設置した。
 
猫は、そうやってNNNによって
的確なタイミングで、的確な距離で
人のところにやってくる。
 
ウチはどうやら、3匹が定員らしい。
 
なんやかんやあっても、TUGU家には猫がいる。
猫が絶えないのだ。
どこから来て、どこへ行くのか。
 
たくさんの猫達。
 
今日もどこかで、NNNによる
猫派遣は秘密裏に行われているのだろう
 
選ばれた人間は、何らかの形で猫と関わることになっていく。
猫と関わったら最後。
ズーッとソレは続くのだ。
 
猫がいれば、気苦労が増える。
でも、いなくなってしまったら
ソレはとても、寂しいし、辛い。
 
それが、判っているかのように
丁度良い距離をとってくれるのが、ありがたいなぁって思う。
 
・・・・・・まあ、たぶん。
猫は何も考えてはいないんだろうけどw
 
でも、そうなんじゃないのかな?っておもっちゃうから
不思議よね。
 
猫の日に、猫のお話でした。
ではではまたね
(。´・∀・)ノ゙ バィバィ~