観て来ました
ススキノが舞台のこの作品。
今回も、綺麗な雪景色の中お話が進んでいきます。
綺麗な雪景色の中で繰り広げられる人間模様が
雪のソレと対比していて切ないです。
すべてを多い尽くすように降り積もる白く美しい雪でも
隠し切れないものが〝探偵〟のもとに持ち込まれます。
今回の依頼人は
〝探偵〟の相棒「高田」の後輩。
依頼内容は「失踪した恋人探し。」
楽な仕事・・・・のはず、だった。
失踪したのはどこにでもいる、普通の女子大生「麗子」
麗子は、表向きはモデル事務所の風俗店で
アルバイトをしていた。
麗子のバイト先のオーナー
「マリ」は、裏社会で暗躍する札幌経済界のホープ・「北城」の愛人。
慈善事業に積極的な人道派を装う北城は
ヤクザと杯を交わし、さまざまな悪事に手を染める
最悪な人物。
北城グループが絡む２つの殺人事件や
巨額麻薬取引にも巻き込まれ〝探偵〟は
『ただの、女子大生探し』のはずだった依頼を
軽い気持ちで引き受けてしまったことを、
後に激しく後悔する。
すべての出来事の裏に潜む思惑が
一人の「女」が自らの命を懸けて行われたことであると
突き止めた〝探偵〟が見た『真実』とは・・・・？
お話が進むにつれて
見ている側にも突きつけられる「真実」は
劇中で「どうしてそういうやり方しか出来ないんだよ！」と叫ぶ
〝探偵〟の思いに同調します。
もっと、他に方法はあっただろうにと。
儚さと、美しさ。
汚れきったものばかりの世界に
たった一つの望みを見つけて
燃やされる命。
しかしながら、毎度毎度
〝探偵〟は体張ってますｗ
今回も「お仕置きタイム」がありますよ。
笑いどころですよ～ｗ
引かない、引かないｗ
無敵の相棒である高田にも
変化が。
物静かで、とにかくベラボウに強い頼れる相棒だった
高田が初めて負けます。
負けたことで、高田の中に静かなる闘志が燃えます。
こんな高田、ちょっといいじゃないかｗ
意外と熱い奴だったんだなぁ。
シリアス展開の中に笑い要素もあり
飽きさせないドラマ展開は
今回も健在。
最後の最後。
エンドロール後まで席を立たずに
ご鑑賞ください。
本編のラストからの
このボーナストラックを観る事で
観客はきっと「救われる」はず。
たぶんていうか、きっと
〝探偵〟も高田もこれで
救われているはずなのだｗ
個人的には
探偵がいる『ＢＡＲケラー・オオハタ』に行きたい。
いい店だ。
実際にあったらいいのにｗ
この作品の美術さんは
本当にいい仕事をするなぁとおもう。
探偵の暮らしている部屋とか。
高田が普段仕事している大学の研究室。
遊び心でいろんなものがおいてあるｗ
そういう細かいところにも
こだわりが光っています。
見つけて、ニヤニヤしてください。
それではまたね
(｡´･∀･)ﾉﾞ ﾊﾞｨﾊﾞｨ～