インフェルノ(ダヴィンチ・コード第3章) | 奇言雑言

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TUGUの脳内再生中のあれやこれや。

 

ってなわけで。

 

観てきました~『インフェルノ』 ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!

 

「ダヴィンチ・コード」から始まった物語の第3章。でございます。

このシリーズ、作品の中に必ず宗教的、建築物やら美術作品が

ガンガン出てきます。

 

「ダヴィンチ・コード」は、芸術家で、科学者だった天才ダヴィンチの描いた

絵画『モナリザ』を筆頭に、ルーブル美術館が重要な施設としてストーリーに使われていたので作品を観ながら、ルーブルへも行けちゃう!っていう1つで2度も3度も美味しい

作品でした。

 

次の「天使と悪魔」は、バチカンが舞台。キリスト教芸術オンパレードw

枢機卿のおじさんたちがまあ、可愛いことw萌える、萌えるwwwww

 

そして、、、、

今回の「インフェルノ」は、、、、、、、、。

 

ダンテの『神曲』ですよ!

 

読んだことあります?ダンテ作品。

 

「神曲」を読んだことがない人のために

NAVERのまとめページをどうぞ。

http://matome.naver.jp/odai/2134787998551190301?&page=1

 

「神曲」は、3部構成で

地獄篇、煉獄篇、天国篇に分かれています。

ダンテが、それぞれの世界を巡ったっていう体で書かれていて

地獄篇に限って言えば。

 

「大霊界」とか「死後の世界はあるのです。」とか

「仏教」における、「極楽と地獄」とか、

子供のころ、爺ちゃん&婆ちゃんから訊いた

「悪さすると、地獄に落ちて、エライ目にあうんだで!!!!」って

めっさ怖い「地獄絵図」を見せられてトラウマになる。

 

・・・・・・・とかいうのがあるじゃないですか。

「こういう場所さ、行きたくなかったら、悪さすんでねぇ!」っていう。

 

そういう感じの内容が淡々と、粛々と綴られている

そんな感じ・・・・・・・ですね。

 

まあ個人的な、見所ですけれども。ヾ(@°▽°@)ノ

 

 

話の鍵としてまず。

ボッティチェリの「地獄の見取り図」が出てきます。

 

ボッティチェリといえば

イタリアンレストラン「サイゼリア」の店内で見ることができる

 

これ

美術の教科書にも載ってるぐらい有名な

『ヴィーナスの誕生』 ですけどもね。

コレを描いた人です。ボッティチェリ。

こんなキレイな絵を描く人がですね、

ダンテの「神曲」地獄篇を読んで。

 

ダンテ、超スゲェwwww

マジでリスペクトするわ、、、、!

ってなことで、地獄篇の内容を詳細に絵画にしたわけです。

 

 

 

この絵ですね、、、、、、。

「ビーナス」と同じ人が書いたとは思えないですけどね。

これが、「インフェルノ」っていう絵です。

作品の鍵になってる絵なので、コレをちょいと解説しますと。

 

ダンテの地獄篇では、「地獄」という場所は

9層構造になってて。

 

一番上から下へ下がって行くにつれて

犯した罪が重くなっていく。

 

有名なのは、

地獄の門に書かれているこの言葉でしょうか。

「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」

 

わー、怖い。(^_^;)

 

一番下の9層目は

裏切者の地獄って言って

コキュートスっていう氷の川がある。

裏切りは、一番重い罪とされていて、ここにいるのは

キリストを裏切ったユダ

カエサルを裏切ったブルータスとカシウスの3人。

この3人は、氷の川に首まで浸かって、寒さに震えるだけじゃなくて、

コキュートスにいる悪魔ルシファーに噛まれたりもしてるよ。

 

裏切りはするもんじゃないねw

 

映画「インフェルノ」は

 

数日間で全世界の半分の人間の命を奪うことが出来る

殺人ウイルスがばら撒かれてしまうという危機が迫る中。

ラングドン教授が、ウイルスの在りかを捜し求めて

 

ボッティチェリの描いた「インフェルノ」に隠された

謎を解き。

ダンテの「神曲」地獄篇の世界を巡りながら

殺人ウイルスの拡散を企てる輩から

世界を守る。っていう、、、、、、、、

 

結構凄い話です。

 

ラングドン教授が謎を解き明かす為に

あっちこっちに散らばる

ダンテの世界を巡る様は、いろんな芸術作品を観ることができて

ワクワクです。

この辺は、一貫してこのシリーズの特徴だけど

今回も、いいですよ~!

 

でもやっぱり圧巻なのは

ラストのイスタンブールにある

バシリカ・シスタンの地下貯水池

 

 

素晴らしい、、、、!

まさに、建築芸術!

 

本物を観てみたいです。