アリスインワンダーランド2 | 奇言雑言

奇言雑言

TUGUの脳内再生中のあれやこれや。

映画は字幕で見る?吹き替えで見る? ブログネタ:映画は字幕で見る?吹き替えで見る? 参加中

 

私は字幕派!

 

 

 

 

というわけで。

 

観てきました~v(。・ω・。)ィェィ♪

 

原作だと、不思議の国のアリスの続編は「鏡の国のアリス」なんですよね。

鏡の国だから、なんでも逆さま。

前に進みたいときは、後ろにさがると前に進める・・・・

っていう、ちょいとややこしい世界ですが。

 

映画版は、サブタイトルに「時間の旅」ってついてるわけです。

そう、、、、今回は、鏡の国ではなくて、時間の旅。

 

『タイムワープ』するアリスのお話です。

 

 

前作で、アリスにプロポーズを断られたヘイミッシュが

なんと、父親が残した財産。貿易会社と船と家まで奪いにかかりますw

とんでもない男ですねwww

 

こんな男と結婚しなくて正解でしたが、アリスの母親は

この条件をすでに飲んでいて

アリスに船を下りて、ヘイミッシュの貿易会社の事務員になることを薦めます。

当然、アリスは断固それを拒否。

 

そんな冒頭から、アリスはワンダーランドへ導かれていきます。

 

ワンダーランドの仲間達と再会したアリス。

しかし、そこにハッターの姿がありません。

 

仲間達からハッターの異変を伝え聞いたアリスは

ハッターの家に行き、彼と話をします。

 

ハッターは、子供の頃

紙で、帽子を作ったのです。

彼は、

とても優れた帽子屋である父を大変に尊敬していて

自分も、父のような帽子屋になりたい。と憧れていました。

 

そんな気持ちで、彼は生まれて初めて

見よう見まねで、紙で帽子を作りました。

そして、その帽子を父にあげました。

 

・・・・喜んでくれると思って。

 

しかし、父親からはハッターが望んでいた言葉は得られませんでした。

そればかりか、目の前で、帽子を捨てられてしまうのです。

 

傷ついたハッターは、少しずつ

父親と「帽子屋になる夢」とも距離を置くことになり。

そして、、、、、、

 

喧嘩別れをしてしまいます。

 

お互いに、本当の気持ちや思いを伝えられないまま

運命の日がやってきます。

 

家族と離れて暮らしていたハッターだけが生き残り。

ハッターは、父親に伝えたかった言葉を

抱え込んだまま、大人になったのです。

 

ハッターは、

あの時、捨てられたはずの帽子が在るはずがないのに

存在するのは、間違いなく、死んだはずの家族が生きているってことなんだよ。

 

とアリスに言うのですが

アリスは「もう、死んでしまった人たちは戻っては来ない。」

と言ってしまいます。

 

信じていたアリスにまで否定されてしまったハッター

ハッターの落胆振りは、生きる気力までもを奪ってしまいます。

 

困ったアリスは、白の女王から

「時間をさかのぼってハッターの家族を助けたら良い」と言われます。

 

時間をさかのぼって

過去のワンダーランドを旅することになったアリスは

 

ワンダーランドの住人達の過去を知り

そして、過去は、絶対に変えることが出来ないと知ります。

 

それでも、時間がアリスに与えたものは

アリス自身の運命も

彼女が救おうとしたハッターの運命も

白の女王と赤の女王の運命も

ワンダーランドの未来も

現実世界のアリスの未来も

 

変えることが出来るものでした。

 

 

アリスが見つけた

大切な何かは、きっと世の中すべての人々の

手の中にあるはずで。

 

それに気がついて、ちょっとだけ前に進む勇気があれば

過去は変えられなくても、未来は変えられる

 

、、、、、、という。

 

大変に前向きになれるお話でございました。

 

 

TUGUさんは個人的に

原作のアリス像よりも映画版のアリスのほうが好きなので

今回の作品も楽しめたんだけど。

 

今回の場合。

アリスもかっこいいけど、特筆しておくべきは

アリスのお母さんもですね、良いです!

 

前作から引き続き

控えめで、自分の意思とか意見とかを前に出さず

運命をただただ受け入れて生きてきた

「古い時代の女」って感じのアリス・ママですが。

 

その生き方だったり、考え方だったりによって

亡き夫が残した

会社も、船も、財産も、全部人手に渡って

そのうえ、世界をまたに駆けた貿易商として輝いていた自分の娘は

その輝きと、輝く為の手段をすべて奪われて。

 

人としていろいろと問題のあるヘイミッシュが経営する会社で

下働きのようなことを強いられてしまう。

 

ってなことになってしまったところまで追い込まれて

 

キレますヾ(@°▽°@)ノ

 

かっこいいぜ、母ちゃん!!!!

 

女を本気で怒らせると、

怖いんだぜw ってなオチが爽快ですwwwwwww

 

ざまあみろヘイミッシュ! ( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!

 

ファンタジーアドベンチャー作品として

秀逸でございますので

是非、劇場で!

映画は字幕で見る?吹き替えで見る?
  • 字幕
  • 吹き替え

気になる投票結果は!?

 

 

追伸。

 

前作から引き続き

青虫のアブソレム役で声だけの出演だったアラン・リックマン。

(2016年1月に惜しくも69歳の若さで亡くなった、ホグワーツではスネイプ先生w)

 

この作品が、彼の遺作となりました。

アラン・リックマンの声を聞きたい人は

字幕版で観るべし (*^o^*)