これからの家づくり①
サミットで、温室効果ガスの排出量を2050年までに半減することが決まりました。
もう、だいぶ前から地球温暖化の原因として温室効果ガスつまり二酸化炭素の排出が問題とされてきましたが、最近は映画「不都合な真実」が公開されてからマスコミの論調もヒートアップしているように感じます。
地球温暖化現象が、本当に二酸化炭素が原因なのか実はまだ議論の余地はあるようなのですが、科学者でもない僕にわかるわけもないので、とりあえず二酸化炭素に悪者になってもらいます(笑)。
(ただし、温暖化の議論はいたずらに不安を煽るようなトンデモ言説もあるので要注意です。)
巷では、いまや数限りないエコ商品や技術が氾濫していますが。住宅業界も例に漏れず、建材のカタログを開けば、環境やエコ、省エネなんて文言が必ず書かれていますし、展示会へ行けば、環境への配慮が売りの技術や商品が所狭しと並んでいます。
それらの商品や技術をすべて使えば、環境に配慮し二酸化炭素も出さない家になるのでしょうか?
まあ多分なるんでしょうけど(笑)、それらを利用する前にやっておかなければならない基本的なことがあります。
僕はこれからの環境に配慮した家づくりにおいて押さえておかなければならない大事なポイントが二つあると思っていて、
ひとつは、住宅のスクラップアンドビルドのスパンをできるだけ長くする。もうひとつは、住宅を高断熱化することです。
もっとわかりやすく言いますね。
これからの住宅は、丈夫で長持ちし、夏涼しく冬暖かい家を作りましょうということです。
あまりにあたりまえのことなので、書いていて恥ずかしくなります(笑)。
でも、このあたりまえのことができていなかったのが今までの日本の住宅です。
建物を、解体処分しまた新築する行為は、当然のことですがかなり大きな環境負荷を与えます。
この解体→新築のスパンをできるだけ長くしなければいけないのですが、戦後の日本の住宅の寿命は25年から30年といわれ(アメリカでは約50年イギリスでは約80年です。)、実家が築80年になる民家で育った者としては、仕事をはじめたころこの日本の住宅の寿命を聞いて愕然としたものです。
また、資源保全のためにも木造住宅の場合、木を植えて成長し木材として使えるようになるまで約50年は寿命がないといけないことになります。
もうひとつ家を高断熱化することですが、これは住宅使用時の環境負荷の低減のためには必ず必要なことですし、生活の快適性を考えても欠くことのできない技術です。
比較的温暖な地域ではまだまだ普及してないようですが、いわきでも「ここはあったかいから、そんなことすることないよ。」なんて言う工務店さんがほとんどですが、まったくそういうレベルの問題ではないんですけどね・・・・。
この二つのことを踏まえた家づくりをしないと、たくさんある省エネ技術や商品も、あまり意味のないものになってしまうと思います。
じゃあ、具体的にどうすればよいのか・・・・・・それはまた今度お話します(笑)。
今日は、世界環境デー。
今日は、世界環境デーなんだそうです。
ちょっとひねくれている僕は、環境問題に関してもマスコミで騒げば騒ぐほど、ほんとかな・・・と疑ってしまいます。
以下に紹介する本の主張すべてが正しいわけではないと思いますが、複数の意見を聴くことで自分の考えを相対化することも
大事です。
- 武田 邦彦
- リサイクル幻想
- 池田 清彦
- 環境問題のウソ
- 田中 淳夫
- 割り箸はもったいない?―食卓からみた森林問題
とかく、環境問題は感情的になりがちですからね・・・・。
