ファンクショナルピラティス「トルソーローテーション」 | 新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿区四谷でトレーニングジム「ファンクショナルトレーニングラボ クエスト」を経営、TRXシニアマスターインストラクター、ファンクショナルピラティス/マスターエデュケーター、美圧ヨガ創始者、パーソナルトレーナー、セミナー講師 etc。そんな私の日常を書きます。

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リフォーマーを使った「ファンクショナルピラティス」のエクササイズを一つご紹介します。




このエクササイズは「トールニーリングポジション トルソーローテーション」です。

体幹を安定させた状態で股関節からのローテーションの能力を高めるものですが、この動画では2種類のグリップをお見せしています。

一つ目は自分の身体の後ろ側のストラップをストラップが通っているホイール(滑車)側の右手で掴む方法。
これをAとしましょう。

もう一つは身体の前側のストラップをホイールから遠い方の左手で掴む方法。
これをBとします。

この2パターンで基本的にはポジションも負荷の強さも動作も変えていません。

しかし身体に対する刺激は変わります。

Aの場合、身体の右肩の前面から左の股関節の前面に関する運動連鎖で主に用いられる筋群に負荷をかけることができます。
この前面の運動連鎖をアンテリアオブリークチェーンと言います。

Bの場合、身体の左肩の後面から右の臀筋を連動させる運動連鎖に負荷をかけることができます。
これはおなじみポステリアオブリークチェーンですね。

通常のスポーツなどの運動動作では、この前面と後面の運動連鎖が協働で使われる事で、力強くスムースな動きを生み出しています。

ただその人の姿勢や動作パターンでアンバランスが起こる事も多い。

こうしてエクササイズを通して、前面と後面の運動感覚の差を認識して別々に強化する事で、その人の弱みを補う事につながります。

「ライトピラティスアカデミー」が主催する「ファンクショナルピラティス認定コース」では、ただエクササイズを羅列するのではなく、一つ一つのエクササイズが持つ動作としての科学的な裏付けを明確にして理解する事ができる内容を提供しています。

その運動理論を理解し、指導に活用する事で、トレーナーはクライアントに対して、確実に効果の上がる指導をする事ができるようになります。

その理論を知る事でトレーナーとしてさらにレベルアップしたいみなさん。
ぜひ「ライトピラティスアカデミー ファンクショナルピラティス認定コース」にご参加ください。

コースでみなさんにお会いする日を心から楽しみにしています。


「ライトピラティスアカデミー ファンクショナルピラティス認定コース」に関する情報は→ライトピラティスアカデミー オフィシャルウェブサイト をご覧ください!