こんにちわ、介護の専門職が立ち上げた介護用品専門店
杖友(つえとも)のよし店長です♪
介護福祉士の実技試験が3月2日(日)に実施され、
3月27日に合格発表されました・・。
受験された方、お疲れ様でした。
そして、合格された方、おめでとうございます♪♪
され、その結果についてですが、各所でいろいろと話題にされていると思います。
私のい特別養護老人ホームでも、今年4人が実技試験を受験し、
話題となっていましたので、実技試験について述べたいと思います。
1)普段、テキパキと働いて、卒なく業務をこなす受験者Aさん
が、実技試験でも課題を全て終わらせ、時間が余ったにもかかわらず、
結果は不合格となりました。
2)一方、業務をこなすスピードは平均より少し遅めですが、
丁寧な介護で利用者に定評のある受験者Bさん
が、実技試験では課題途中で終了となってしまいましたが、合格となりました。この差は、一体何なのでしょう・・?
過去の実技試験内容をご存知の方や、今年の受験生は体験されて感じられていると思いますが、
制限時間の5分間では、今回の課題内容はボリュームが少し多めに設定されているように、
私は個人的には思っています。
もちろん、
・テキパキと動かれる方
・利用者との関係性が出来上がっており、利用者の状態把握が出来ている場合
・通常の勤務等において、利用者へ必要最低限の声掛け等の介護で済む場合
・試験ではなく、ご家庭で家族が介護される場合等においては、5分という時間でも、全く問題ないのかも知れません。
しかし、実技試験では、対象となる利用者とは、初顔合わせです。
また、試験官も丁寧な介護や安全確認、自立支援等、
介護福祉士として求められるポイントをしっかりチェックしています。
そのような厳しい時間制限やチェックの中、多めの課題を与えられた受験生は、
それでも何とか課題をこなそうと努力します。
ここに大きな落とし穴があります。Youtubeに、模範解答とする動画がアップされていました。
第26回介護福祉士 実技試験 模範解答<試験課題>
遠藤ミツさん(80歳)は、2ヶ月前に視力を失い、生活全般に一部介助を必要としています。
遠藤さんは、食事に行く準備を整え、身だしなみを気にしています。
居室のいすに座っている遠藤さんを食堂まで歩行介助してください。
そして、遠藤さんが食卓について、スプーンを持つまでの介助をしてください。
本日の献立はカレーライスです。
遠藤さんの返事は、「はい」または、うなずくだけです。
(モデルは、アイマスクを着用しています。)
(試験時間は5分間以内です)
第26回介護福祉士 実技試験 配置図私はこの動画を観て、正直、笑ってしまいました。
これが、模範解答?
これが、理想の介護??
この動画を作られたサイトを訪れると、そこには、動画撮影後の感想が書かれていました。
<感想>
駆け足の介護を推奨するような課題であり、しかも落とすことを前提に
問題が作られている感があり受験生にとっては、後味が悪い試験問題と思われます。
撮影してみて、今回の課題は、5分という時間で人に優しい介護、
思いやりのある介護はできないということを改めて感じました。
時間切れで着座で終わった受験生が多数を占めると思います。
逆に適切な介護技術があるから、着座で終了してしまったともいえます。
平成22年 国民生活基礎調査の概況によると要介護者・要支援者を100%とした場合
2.1%が視覚障害・聴覚障害となっています。
ということは、約98%以上の介護者は視覚障害の介護の経験がないということが明らかです。
視覚障害者 同行援護従業者養成研修(3万から5万)へ誘導している気がします。との事でした。
最後の有料研修への誘導では?というコメントは、少しうがった見方でしょうが、
この動画作成者は、5分以内で今回の課題を終わらそうと努力された結果、
動画では途中から介護者が一方的に話し続け、
利用者の「はい」の声が確認出来なくなってしまっています。
介護者も利用者の同意のうなずきを確認している様子もありません。
果たして、この利用者「遠藤さん」は、介護者の声を
どれくらい理解出来ているのでしょうか?
この介護者は、今日、初めて会い、「着衣が乱れているにも関わらず、
着心地に問題ないとうなずかれた遠藤さん」の状態を
どれくらい把握出来たのでしょうか?また、この動画の利用者役の方も非常に協力的ですね。
介護者の声掛けの始まりとともに話の全容を理解し、行動しているように思えます。
利用者役の動きも、キビキビされていますね。
実際の実技試験では、このような非常に協力的な利用者役ばかりではありません。
また、わざと声掛けに反応されない利用者役もおられます。
実際の現場では、様々な状態の利用者がおられます。
その場、その場で、利用者の状態を確認・把握し、対応を求められます。
この動画では、ある程度、安全に食堂へ誘導出来ています。。。
しかし、利用者の状態は中途半端にしか把握出来ていない。。。しかも、この介護者は、「遠藤さん」が2ヶ月前に失明した事に対して、
一切触れていません。あなたは、自分が本当に失明したとしたら、どのような気持ちになるでしょうか?
暗く沈んだ気持ちになっているのでは、ないでしょうか?
例え2ヶ月が経ったとしても、心の奥底では悲しみを感じているのではないでしょうか?
失明の気持ちは分かりづらければ、例えばですが、自分の両親や兄弟、
配偶者や子供等の肉親、親友、好きな人等を失くした気持ちではどうでしょう?
自分の身体の一部を失うような気持ちになるのでは、ないでしょうか?
2ヶ月では、到底、消える事のない深い悲しみを感じると、私は思います。
この動画を観ていると、本当に利用者の気持ちに寄り添った介護が
出来ているとは到底、感じられません。このような利用者の気持ちに寄り添わず、淡々と作業をこなすような試験で、
本当に介護福祉士という国家資格を与えてしまっても良いのでしょうか?これが、今回の介護福祉士実技試験の全貌であり、特徴です。
では、ここで、改めて一番最初に触れた話題に戻りたいと思います。
1)課題を全てこなして時間が余った受験生Aさん
2)日頃の介護状態をそのまま行った受験生Bさん
Bさんは時間切れのために課題途中で終了していまいましたが、
実技試験に合格し、Aさんは不合格となりました。よく合否判定は、試験官のさじ加減一つだとの批判を受けますが、
試験官も人の子です。
あなたがもし試験官だとして、老後にどちらの受験生から介護を受けたいと思いますか?
試験官も介護のプロです。
制限時間内では丁寧な介護、人に優しい介護が出来ない事など百も承知です。また、実際に5分間でどのような介護を行うか、出来るかを、
受験生が目の前で見せてくれます。
「何だよ、この課題は・・・。」と、試験官自身も感じながら、しかし、受験の合否は自分のさじ加減一つで
決められるのです。
そして、その結果は・・・。
今回も試験結果について、しばらく各所で賛否両論が噴出するとは思いますが、
これも一つの結果ではないのでしょうか?
また、次回をお楽しみに!
P.S
試験結果については、紙一重で不合格となってしまった方が
多数おられる事と思います。
今回登場したAさんも、合格されるものと思っていました。
本当に、努力された方全員を合格させてあげて欲しいと思いますが、
介護の質を下げてまで合格者を増やすべきだとは思っていません。
再挑戦となる方や今度、新しく受験される方は、時間は十分にありますので、
介護の質を上げる介護方法を理解し、日々の業務で実践される事をオススメ致します。
よし店長も、過去に実技試験を受験し、突破しております。
また、全盲の利用者の介護も、その方がお亡くなりになるまで経験した事があります。
介護福祉士実技試験についても、厳しく一言モノ申せる介護用品専門店 杖友 でした。。。
これからも温かいご支援をよろしくお願い致します♪
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【本日の成長・体験&ゲット♪】
第26回 介護福祉士実技試験の考察を行いました。。。
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