なぜか私は、

捨てる神あれば拾う神あり的出来事に遭遇することが、

自分でも不思議に思うほど多いのです。

若い時は生半可に生きてきたせいでしょうか、

都会を離れ、望んで田舎暮らしを始めてしばらくすると、

そのツケが回ってきたのか、

試練という名の様々な出来事が立て続けに起こったりしています。

そのひとつ、

田舎暮らしとはいえマムシに噛まれるなんて、誰もがびっくりで、

「よく生きてたね～！」と言われちゃったりしました。

さて、

拾う神でなく拾った‶紙〟の話で、

拾った紙でなぜ入院費と治療費が浮いたのか。

結論を先に言いますと、県民共済からの保険金が下りたのでした。

加入していると毎月DMが届きます。

幸い一度もお世話にならず元気でしたので、

DMはいつも封を開けもせず資源ゴミに直行。

ところがです、その日はなぜかゴミ箱から拾い、

何気なく同封の小冊子を読み始めると、

「後遺障害の請求漏れはございませんか」

という文言が目に入りました。

ん？　と我が指をじっと見る私。これって十分後遺症じゃんと。

でよく読むと、最低ランクにしろ、診断書が出れば８万円が下りる。

はい、通院先の先生が書いてくださいました。

詳細はさておいて、資源ゴミに直行させたDMをふと拾わされたのは、

まさしく拾う神（紙）あり的お話でございましょ

７月１７日の記事「カード払いのご用心！」も、

ゴミ箱に直行させたレシートをふと確認して見つけた金額入力ミス(？)。

６，０００円が戻りましたです。

歳を重ねると、つい大雑把になる日常。

老いては子に従えと言いますが、子のいない私には、

我が多産した仏作たちがその役目を果たしてくれているのかしらン…。

しっかりしないと、ダメでしょと。

オチは拾った‶紙〟繋がりでしたが、

こんな母を、

我が子たちはハラハラ見ているに違いないですね、きっと。

ところで見つけた医療界の‶変〟ですが、

巷でも言われているように格差が生じています。

私がお世話になった病院は大きな大学病院ですが、

コロナ禍でなければ１週間の入院は確実でした。

それが半分以下の３日で退院とはどうなのと、私でなくとも思います。

では通常の１週間は長すぎでしょ、とも。

ましてやコロナの説明が一切ないのは、いかがなものでしょうか。

私は90歳で逝った母の介護で、少なくない医療界の‶変〟に遭遇しています。

その内容はいつか記事にしたいと思っています。

また古い話ですが、

１９８０年の医師国家試験の一部浪人生の、

東京での生活実態も知っていて、

その生活は、「バラ色の浪人生活」なのだと。。

言ったのは、高名医師のボンボンである。

浪人5、6年は当たり前にいました。

ヒートが止まらないコロナ禍。

大変なご苦労をなさっておいでの医療界の存在を十分認めつつ、

真摯に医療に関わるということの意味を考えさせられて、

４２年前の国試浪人面々とその時代を、

今懐かしくも思い出している自分がいます。

そこに、自分の青春が確実にあったからで、

彼らにも内心の苦労があっただろうしとも思え、

それぞれの、

あの頃のままでの白衣姿が目に浮かぶのでした…。

「３年前の、マムシに噛まれた夏の記憶今さら編」から、

4２年前の記憶が蘇り、

何とも言えない心地になりました。

おわり。。。

3年前の、マムシに噛まれた夏の記憶今さら編。その３