子供が不登校なので、自治体の支援制度にお世話になっています。
具体的に言うと、SSWさん。スクールソーシャルワーカーさん、家庭に定期的に訪問して下さり、親または子供とお話したり、外出や遊びや自習に付き添ったり。
当初会うことすら受け入れない状態の子供を嫌な顔ひとつせず忍耐強く待って下さり、その姿勢には頭が下がります。
他にも自治体がされているサービスには適応指導教室というのもありますが、うちの娘は支援の名が全面に出るものを警戒し、利用はしていません。

私の住んでいる自治体は比較的大きいので、色々充実しています。そのひとつで、ひとり親支援として運営されている、学習支援サービスに先日申し込みしました。
民間の学習塾グループに外部委託していて、利用者の費用は市が持つという神制度。

ところが、面談+申込の後、娘は当日行けませんでした。
理由は、学習が2学年ほど遅れているので、資料が用意できるか分からない、と言われた事を気にしてでした。
遅れてるから勉強したいのに、遅れてるから教えられませんみたいな風に言われた、
と娘は捉えてしまいました。

紹介下さった学校とSSWにも、申し訳なく感じながら、誤解を含む事を加えて娘の気持ちをお伝えしました。

すると、

直ぐに自治体の担当の方から電話が。
「お役に立てず申し訳ありません💦」心から思って下さってるのが伝わりました。
「支援」と「指導」の違いでミスマッチだったとお伝えしたら、その辺りもすでに理解下さっていて、来年度からそんなお声に応えたく新しいサービスも始めますと紹介下さいました。

結果主義の考え方では、行けなかった事には完全にバツが付きます。
そうでなく、支援の立場を理解して寄り添って下さる方が、1人でも居るということが、私たちのような親子には本当に気持ちの支えになります。