なるべくは間髪を入れないように読書をするつもりでいるんですが、結構間が開いてしまいました💦

おそらく、この本を一ヶ月以上持って通勤して、結局のところ平日はほとんど読もうとしなかった?😳

土日ともマンションの敷地内から出ませんでしたし、昨日は一日読書に耽ってようやく読了しました。
途中、2時間ぐらい昼寝してしまいましたが🤣←寝過ぎ!


この本については、特に内容を気にしないで、タイトルだけで買ったようなものです。
『東アジア仏教史』と言えども、ちゃんとインド、お釈迦様の時代から始まったので安堵しましたよ😅

日本へ仏教が伝播してくる過程はざっくり、インド→中国→朝鮮半島→日本と習い、それは一方通行であるかのように勘違いをしていたと思います。
その昔、仏教史をなぞったはずの私も、あれっ?と思いました。

そう言われてみれば当たり前に思うのですが、常に双方向で、形を変えながら受容されてきたんですよね。
もちろん、仏教だけでなく、色々な文化も。


仏教の教義も、決まった形がありそうでいて、その時代によって変化し、為政者と教団の間で都合良く形を変えていったと分かりました。
歴史や宗教なんてそんなものかもしれません。

だとしたらですよ?
またこんなこと言うと怒られそうだなー😖って思うんですが、個人としても都合良く解釈すればいいんじゃないでしょうか?

家の宗教や宗派が何だとか、その教義が何だとか、真剣に考えたことがありますが、
顕教はまだしも密教なんて、僧侶でもないのに分かりっこないと思いました。

両親は、ウチは無宗教!と、わけわからんことを言ってるくらいですし😱
肩肘を張らずに、取捨選択じゃないですけど、自分の良いと思った価値観は取り入れてみるのはどうかなーと思うようになりました😅

家制度も崩壊しつつあり、近世以来の寺檀制度もこのままではいられないでしょう。
今も仏教は形を変え、新しいあり方を模索しながら存在しているところですね。


この本を読んで、タテにもヨコにも、いくらでも広げられるなーと思い、危険な沼に足を取られそうです😨
興味はあるんだけど、まだやらなければならないことはあるし、今じゃない!という感じですね。

もっと歳を取った頃に、今よりも深い理解ができたらより良いんじゃないでしょうか。



石井公成『東アジア仏教史』(岩波書店、平成31年2月)