昨年、Twitterで話題になって、気になっていた本です。
地元にも大型の書店があるのに、雑誌や漫画、学習参考書ばかりで、買いたいと思う本の在庫がありません😭

取り寄せをすれば良いのでしょうが、いちいち連絡をもらって取りに行くことが面倒で、
日本橋ふくしま館へ行く時に、在庫がある丸善 日本橋店へ立ち寄りました。


結婚するのが当たり前だった時代に、戦争によって翻弄されて婚期を逃した女性たちが、戦後どのように暮らしていったか…という内容の本です。

今も男女の不平等が叫ばれる世の中ですけど、同じ会社でも男女で待遇が異なったり、定年になる年齢が違ったりというのは、考えられないですね💦
でも、労働時間や環境も今より遥かにハードなので、平等にされても困るってことでした。


昔よりは今の方がマシ!と思えることの方が大半でしたが、今は今なりに困窮することもありますし…
残念ながら、何十年経っても進歩しない、普遍的な日本社会のダメな部分もあります⤵️

一度でも結婚する方が良くて、一度も結婚しないのはおかしな人と思われるのは不本意ですよね。

妻(夫)や子がいる人は優遇されることもあるのに、親の面倒を見てる人には何にもないんだから、納得できないというのは私も同感ですよ〜😤

年金がたくさんもらえる人は別に困らないけど、みんながみんなそうでないから。
退職してから年金をもらうまで食いつなぐだけでも大変な話です。

いずれ私の身にも降り掛かるであろう、大問題です。


塩沢美代子・島田とみ子『ひとり暮しの戦後史』(岩波書店、昭和50年3月)