読書熱が冷めやりません。
いつになく加速気味です💨


ある時、書店で平積みされたこの本を見掛け、
センセーショナルなタイトルがずっと頭の中で引っ掛かっていていました。

図書館でも大変人気があるみたいで、今、地元の市立図書館での予約ランキングが32位。
380人の予約者が順番待ちをしています。
いつ順番が回ってくるとも知れないから、たまたま購入して読んだのはラッキーでした😊


これが実用書っぽいタイトルながら、実は小説なんですよ〜。
もう老後の心配か⁉︎と思われそうですね😅

祖母の介護問題に直面してから、興味関心のある話題の一つです。
伯母に概算の収支を見せられたら、現実を直視せざるを得ませんでした。

それでも貯金と年金でなんとかなるうちは良いのです。
すごく皮肉なことですが、長生きすればするほどね…😓


この本の主人公は50代の主婦ですから、同じような立場の方が最も共感できるのではないでしょうか。

私は誰目線なのか…?
お母さんや息子・娘の立場で、家を客観視できたのではないかと思います。

結婚式も、お葬式もお墓も、施設に入るのも、まとまったお金が必要で、
自分はまだ何も決断をしたことがないけれど、先のこともよく考えて決めるべきですねー。


先日の金融庁の発表では、老後に2000万円必要だとか⁉︎
結婚もしない、子どももいないなりに余裕の老後が待っているなら良いですが、
時代を追うごとに状況は悪くなる一方になっていくんじゃ…?
今はそんな気がして仕方ないです😖


垣谷美雨『老後の資金がありません』(中央公論社、平成30年3月)