2014/02/08

昨日は災難な一日でした

大雪になると予報されていたので、不要不急の外出はしないつもりでしたが、

出掛けなければならないことになってしまったのです。

母が一昨日から首を痛め、どの方向にも頭を動かすことができなくなっていて、
夜も横になれず一睡もできない。

単純な寝違えのようですが、普通の寝違えよりも重症で。

病院に行くにも自転車は乗れないし、歩いて行くのも遠い。

バスに乗って行くしかないと思えば、
一人で乗り降りするのも時間が掛かってなんとなく危ない。

滅多なことじゃ一緒に病院に行ってくれなんて言わないのに、
悪いけど付き添ってくれる？…と言われて。

まあ、同じ区内だし帰れなくなる心配もないから、それは安心して出掛けました。

しかし、外はすでにすごい状況でしたね。

吹雪でいつもとは違う景色。

病院前にて

病院も、地元では有名な総合病院ですが、私は初めて行きました。

そもそも、バスの路線は定期券外の他社路線ですし。

やはり悪天候のせいか空いていて、30分くらいで、レントゲン撮影と診察が終わりました。

川崎駅前まで少し歩いて、処方された薬をもらい昼食にして…

あちこち買い物をして帰りました。

ラゾーナも、広場は立ち入り禁止。

この日、アイドルグループがイベントを実施する予定でしたが、
前日の段階で中止にしたのは賢明な判断でしたね。

どこも土曜日とは思えないほどの空きっぷり。

仕事に出ていた妹が、夕方の段階で早めに帰れるかもしれないと連絡がありました。

駅ビルは18:00閉店を発表しましたが、妹が店を出れたのも18:00頃。

すでに公共交通機関の遅延、運転見合わせが発生していたのでこれはマズい

ニュース番組や、ポータルサイト、Twitterで情報収集。

本人はなんとか京浜東北線に乗ったものの、蒲田駅手前で立ち往生。

雪の降り方があまりにもひどく、あちこちでポイント故障、信号故障…。

直しても、直しても、イタチごっこで。

また、運転見合わせの間に、レール上に雪が積もり、状態は悪化して行きました。

多分、妹を乗せた電車は蒲田まで辿り着くのが限界だろうと見込み、

私は蒲田まで迎えに行くべく、19:00過ぎに家を出ました。

夕方、家に帰ってきた時よりも遥かに雪が積もり人通りもない道。

国道に出れば数台のタクシーや乗用車が走るのみ。

バスが来てくれるのか不安でしたが、臨海部で働く人達を満員に乗せてやって来てくれました。

国道の雪は轍の形に踏み固まり、
チェーンに絡まった雪が氷塊となって進路を妨げるようでした。

時速20～25キロで進んでも凄まじい揺れで、
これ以上降り積もった場合の運行は不可能かとも思いました。

情報収集のためにJR川崎駅へ。

やはり蒲田でのポイント故障のため、
京浜東北線どころか東海道線も運転見合わせ。南武線も運転見合わせ。

でも、点検さえ終われば動き出しそうな感じ。

ただ、今後の雪の状況次第では～というアナウンスでした。

5分、10分して、川崎を出る電車はもうありません。全て運転見合わせです。

私は駅員に駆け寄って、さらに詳しいことを聞きましたが、
蒲田から電車は来ないと言われました。

JRは諦めて、京急を使って蒲田に行こうと歩き始めたところで、
桜木町まで電車が動くと妹からの連絡。

もう一度、JR川崎駅まで戻れば、もうダメだと言ってた駅員さんが、
桜木町行きの電車が来ますと叫んでいました。

さっき諦めてどこか行った人もいると言うのに。情報が錯綜し過ぎ

少しだけ待って、なんとか川崎で落ち合うことができました。

台風の時もそうですが、京浜東北線が蒲田から多摩川を越えてくれないことが多いので、

こういう時は神奈川県民であることを悔やみます。

今回については幸運だったと思いますよ。帰りのバスもすんなり乗れて。

しかし、この大雪はもはや災害のレベル。

除雪車を出してくれないかと思いました。

普通なら、こちらでは一年中ノーマルタイヤでもいけるし、
チェーンなんてみんな持ってるんだか。

多分、しばらくの間は日常生活に支障が出そうですね。

明日も、会社の近隣は雪が溶けずに残っているでしょうから、気を付けなくては。

大雪の中でダイヤが乱れようと、
なんとか運行を守り続けたバス会社の執念には感動いたしました。

震災の日もでしたけど…。

川崎市交通局

川崎鶴見臨港バス株式会社

おかげさまで無事に帰宅することができました。

この場にて心より御礼申し上げます。

また、昨日お仕事をされた皆様、大変お疲れ様でございました。m(_ _)m