将来を見据え敢えて就職先を絞る。 | ツバミナの日常茶と飯な事

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選ぶ余裕なんざこのご時世。ですが、自分のやりたいこととを秤に掛けたら「なんでもやりまっせ」より、「業務絶対条件」が向いてました。
何を今さらですが(笑)、以下その条件。



1.書籍などページの扱いがあるところ。
⇒端物ばかり扱っていたので正直飽きた。元来やりかったのは頁もの組み版。

2.チーム構成がしっかりしてるとこ。
⇒いままで仕事を全て1人で任され、自己流で考えてやってきたから。印刷屋としては間違っちゃいないが、デザイナーとしては間違っている点も多々。
前の職場は印刷屋だったが、『現役デザイナー』が居なかった。
ちゃんとアートディレクターと組みたい。講習で習っても、私みたいな『言うより慣れろ』は現場じゃなきゃわからん。

3.Webだけに偏らず紙媒体にも理解ある会社
⇒Web絶対主義は勘弁です。アナログ人間なので黙々とタグ打ちに耐えられません_(^^;)ゞ



ここからは職場での実話。
前の職場では、デザイン会社から作られてきたものを印刷出来るように直し、下版してきました。
デザインの高さに素晴らしく感じましたが、


おいこら!この文章と組みはねぇだろ!!(#`皿´)ノ


と、商品にするには程遠く無知すぎる物が届きました。
営業さんと「あり得ねぇなぁ~」と溜め息を溢しながら、1から手直しをしたのが今となっては良い思い出です(そしてそれは目に見える作品として残らない、骨折り損だけど)。


別印刷会社の営業の方に言わせたら、「誤字あり手抜きで金が貰えるのは美味しい仕事」…らしいんですがね_(^^;)ゞ


でもそれって、会社としての品位の問題じゃねぇかなぁ~~


と、大昔レイアウターの端くれだった私は考える次第です。



応募企業先でよく問われるのは「実績」と「デザイン性」、且つ、作品の提示を求められます。
勿論、即戦力を求める企業の方針だけに、ポートフォリオの必要性もよく解ります。
残念ながらわしの前の勤め先は、

「旧作の版を重んじ多くは新作に携われなかった」

ですから、実績は結局のとこ片手ほどしかありません(しかも、クライアントが駄々捏ねて決めた形を無理矢理崩してくるし…ひでぇ話いっぱいよ?( ̄▽ ̄))。


新たに作ったのを見せて、果たして伝わるのか?!
DTPオペレーター、産みの苦しみここにあり!!


これはいい訳っつーより自分への気合い入れ。
うん負けねぇ(笑)。



今まで「実績ありませんね」と書類選考で断られた会社に、「おいらみたいな人材を蹴るとは、残念だね!」と、鼻で笑えるようになります。ええ、絶対。


わしは執念深く、そして根性は相当曲がっているのです。社会人として失格だね♪はっはーん♪ ←笑えない…