「ふわぁぁぁっ。もう朝か・・・。椿さんのところに行かなくちゃ!」



朝になり女の子が起き、ベッドで欠伸をして慌てたようにいそいそと支度して、出かけて行った。



彼女の名前は月夜夏樹。椿さんこと椿刹那の孫なのだ。これはそんな夏樹の物語である。