久しぶりに鳥居さんの舞台を見たのですが、素晴らしいシナリオと演技でおもしろかったです。
ちょっと不謹慎なストーリーに、笑いました。
不謹慎といっても、それほど過激なものではなかっと思います。
グロさはありましたが、陽気なショーでした。
終わった後、すがすがしい気分でした。
こういうショーは、カタルシスにちょうどよいのだと思います。
基本的に悲劇だと思いますし、悲劇なのに可笑しいと思え、笑える環境が揃っています。
そういう意味では、悲劇であり喜劇でもあるのかな…
とにかく、現実から隔離された空間ですし、見ている間は現実のことを忘れ、劇に集中できます。
ディズニーランドに行ってたくさん遊んで帰ってきたときのような気分です。
ディズニーランドは「夢の国」と呼ばれていますが、このショーも同じように「夢の国」です。
悪夢ですけど。
楽しい悪夢です。
日ごろ、社会適応して常識的な行動をとっていますので、こういう特殊な空間の中だけでも、人の目を気にせずに笑えるのは楽しいことです。
不謹慎だからといって、おもしろいことを笑えないのは、苦しい。
笑うって健康に良いことです!
嫌だったこと辛いことに対して、笑いが出たら、その思いも浄化されたことになると思います。
ネガティブなこともポジティブなことも人生ですから、どちらも揃っていないとバランスが悪いです。
そういうことが最近やっと少しわかってきました。
今は、ポジティブのほうが多いかも。
ネガティブを受け入れたことで、逆にポジティブになったというか。
ということで、また再び現実に戻りたいと思います。
以上、終わり。