続きです🍀







よく笑う母は



家ではよく泣いていました



狭くて


嫌でも顔が見えてしまう家の中の


はじっことはじっこで



わたしと弟を挟んでは




父と何かを言い合いをして





母は泣いていました





父と母の間を



わたしと弟の頭の上を





お皿も飛んだし 


ストーブが飛んだこともありました



決まって最後は

悪態をついた父が

家を出て行くので



母は


押し黙ったわたしたちに


「ごめんねえ

何でもないよ!」



と言って



笑うのでした