”前向き”になれない時は、誰にでもある。
このエッセイが、次のような方々に読んでもらえ、何か感じていただけるものがあれば、うれしいです♬・がん患者や小児がんで、闘病やリハビリをされている方・障害を抱え、ハンディキャップを受け入れられない方・高校生・大学生で、なんかモヤモヤされている方・生きがいを感じられず、日常がなんとなく過ぎている方・一歩踏み出そうと思っているのに、なかなか行動に移せない方・夏になると、忘れられない思い出がよぎる方・人生の半分が過ぎ、自分の生涯をふり返りたくなった方・子どもが、引きこもりがちのように感じられている方・夏休み明けを前に、学校に行くことをしぶりそうなお子さんを抱えている方投稿のきっかけ・「誰にでも予期せぬことは起きる」・昨年に、水泳選手の池江璃花子さんが、白血病との報道にビックリしました。・私も高校生の時に、100万に1人という骨肉腫と宣告され、 片脚を切断というハンディキャップを抱えている当事者です。・池江璃花子さんの生きる命の強さは、逆にこちらが励まされるほど、 明るい未来を描いておられるのが伝わってきます。・ただ、池絵さんだって、がんを宣告された時は、相当に苦しんだことと思います。・誰もが、自分の身に降りかかった予期せぬことを、前向きに捉えられないことは、 その出来事の大小問わず、起こりえるのではないでしょうか。・身近なこととして、今年から高校生になった甥っ子がいます。・「高校生活をエンジョイしてほしい!」という親や周りの親戚の期待とは裏腹に、 毎日学校には登校しているものの、学校と家とを往復するだけの生活。・家では、自分から話すことはほとんどなく、助言するも聞き入れることなく、 それでいて何をやるでもなく、ただスマホを片時も離さずにいる様子。・親はだんだんと、不登校になってしまわないかと心配が募るような状況でした。・そんな話を聞いて、私として「何かできないかな?」と思い、 甥っ子にアルバイトの提案をしてみました。・エッセイの原稿打ちと、それを読んだ感想文を書くこと。・そのエッセイは、実は私が大学生の時に書いたもので、 「ありのまま記録大賞」というコンクールで受賞した作品。 内容は、自分の高校生活をふり返ったものでした。・同じ高校生の目線として、その甥っ子にどう映るか?どう感じるか? そして、自分の今をどのように考え、高校生活をどう過ごしていくか?・少しでも甥っ子の笑顔と想いがあふれることを願って。・そして、もしこのエッセイ作りが、 同じような境遇の人にもお役立ていただけることがあれば、この上ない喜びです。構成A)エッセイB)こたの感想C)たかの感想それでは、ぜひお読み下さい。