NEXと外付けマイク | 明日なんてどうでしょう

明日なんてどうでしょう

大学生の「それ魅力!」を淡々と書いていきます。

春になって、動画とPVを作ることになった。

動画の方はいつもどおり水曜どうでしょう風に仕上げようと思い、さてどんな機材を使ったものかと考える。

最新のどうでしょう本編ではアフリカに行き、嬉野先生と東京の映像制作会社に務める「マキ」さんはたぶんSONYのフラッグシップモデルのハンディカム「PJ-790V」に外付けマイクを付けて撮っていた。(あとGoPro 企画発表の時大きくて黄色いウォータープルーフケースがあったのでもしやGoProかとおもったらGoProだった)(そういやみすたさんもSONYの双眼鏡使ってたな 思いっきりソニーブルーで笑った)

ぼくも、このハンディカムがほしいのだけれどまあフラッグシップモデルだけあって高い。買えない。
空間手ぶれ補正とかいう超強引な手ぶれ補正を搭載しているので、どうでしょう特有のブレっブレの映像がなくなるのは悲しいが、いかんせん時代が時代なのであろう。

そうなると、手持ちの機材をつかうほかない。
手持ちの機材でまともに使えそうなのは、なんで買ったのかほんとに疑問なPanasonicのビデオカメラと、SONYのNEX-5Nだ。
この二台は最近流行り?というか主流のFullHD・60フレームで撮影できる。

ビデオカメラは楽だ。ピントもスグに合わせてくれるし、いい具合にズームもこなしてくれる。
ただぼくの持ってるPanasonicのビデオカメラと言うのは、ビットレートがあまり高くない割りにファイルサイズがただただデカいというシロモノだ。理由はわからない。YouTubeに編集せずに生で上げて、1080P以外で見ると、男子の皆さんに馴染み深い天然モザイクがかかる。
ようは使えないのだ。

(ここから本題)
というわけで、今回の動画制作にはSONYの「NEX-5N」で撮ることにした。

動画には人がメインで写る。
5Nのキットレンズ18mm-55mmでは人の顔が写しにくいと考えたぼくは、もう一つのキットレンズ16mm、パンケーキレンズにソニー純正のワイコンを付けて撮ることにした。
ワイコンをつけることによって、35mm換算で18mm。これで人の顔が写りやすい。
DSC04601
これが思ってたより重く、18mm-55mmより少し重いかなーぐらいだった。

ふむ。カメラとそのレンズはコレでいい。
あとは・・・と考えたときにでてきたのが、今回の本題である「マイク」だ。

NEX本体に付いているマイクと言うのは、意外といいもので、自分が録ってほしい音を録ってくれる。
ただ、オートゲインというやつが厄介でマイクのそばで大笑いなんかした時には一発でやられてしまう。(あとは、NEXの操作音クイックホイールの音とかが直に入る)
今回作る動画というのが笑いどころ満載になる予定だったので、ぼくはマイクをどうにかしようと考えた。

マイクを選ぶポイントとして考えだしたのが次の3つ。
①高音質で録れる。NEXがもともと高音質なのでやはりそれと同等、もしくはそれ以上。
②カメラ用三脚ネジが切ってあること。コレがなくてはどうしようもない。
③軽くて使いやすいこと。ワンタッチで録音開始等。

まず最初に考えたのはSONYがNEXの純正オプションとして発売している「ECM-SST1」というものだ。
SONY ステレオマイクロホン ECM-SST1/ソニー

¥12,960
Amazon.co.jp
1万2千とかいう時点でぼくとしてはアウト。高い。のになんかやすそう(こなみ
それとこの機材を切った理由がコレ↓


これなら無くても同じ。ようはイマイチ本体付属のマイクとの違いがわからなかった。

そして次はさっきの動画のおじさんが持っていたZoomの「H1」というマイク。
ZOOM ハンディーレコーダー H1 リニアPCMレコーダー/ZOOM(ズーム)

¥11,664
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もう完璧別音源(別録り音声・レコーダー)になるのが、小型化を目指したがゆえにマイク端子イヤフォン端子がないNEXなので仕方がない。

このレコーダーははっきりとした指向性があり、車やなにかカメラの前を横切る風景を撮ってイヤフォンかなんかできけば右から左へ、左から右へと移動するのがはっきりわかる。

ほかには本体が軽いということと、単三電池一本で駆動するということ。これはいいこと。

あと流行りの?リニアPCM・24bit/96kHzというCDを超える音質で録音できる。
ただ、高音質な分、ファイルサイズがデカいしぼくの編集環境(MacBook Pro)で扱いやすいかといわれればそうでもない。

価格の方はAmazonだと高いが、安いところだと7000円から5000円ぐらいであることがわかった。価格の方は合格だ。

ただ、安いものには安いものなりの理由がある。
まず一つ目。
作りが安っぽいおもちゃのようなプラスチック製で、壊れやすそうだと思ったから。
機材は大切に扱わなければならないし、扱っているつもりだけど大雑把かつ不器用なぼくなので数回の使用で壊すこと必至だ。
二つ目。
マイク同士があたって、ノイズが起こるらしいということ。
参考になったブログさん(タッチノイズという項目)
これはいけない。まあこのブログさんとおんなじことをすれば済むのだけれど。
楽器の音とか録るならまだしも、ぼくの作る動画は歩きまわる。=振動する。

安い理由かどうかわからないが、操作するボタン等が裏面にまで配置されているらしい。UIはいまいちということだった。

参考にした動画(投稿者設定で貼付け禁止だった)

というわけでいったん保留。

次に目を付けたのが同じ価格帯のTASCAMさんの「DR-05」
TASCAM リニアPCMレコーダー ブラック DR-05/ティアック

¥14,910
Amazon.co.jp
こちらもAmazonでは高いが7000円から8000円前後で販売されている。
このレコーダーは先のZoomのH1が指向性であるのに対し、無指向性というところがポイントである。本体の写真をみると左右にマイクが付いているのだけれど、聞いてみるとあら不思議。全体的に?聞こえる。
このレコーダーもリニアPCM・24bit/96kHzというCDを超える音質で録音できる。
バッテリーは単三電池2本駆動。あとZoomH1に比べて少し大きいが、作りはそこそこいいらしい。
あと操作性に関しても、全てフロントにボタンが配置されていて、録音操作や、その他操作も基本的なもので、特に説明書を読む必要もないようだった。内蔵されているソフト?も上位機種と似たものであるらしい。

この動画を見ればこの記事自体いらないのだけれど(笑)まあそう言わず…

あとはよく見るaudio-technicaさんの「AT9941」
これはマイク、ホントの外付けマイクなのでほかのレコーダー機能がない分安い(といってもそんなに変わらない)。
一応家にオリンパスのマイク入力端子付きのボイスレコーダーがあったので、それと合わせてつかうかと思った。
がしかし、よくよく調べるとこのマイクはレコードする側からのバスパワー駆動かもしくは、ボタン電池による駆動だった。
ボタン電池で使ったとしても、残量が後どれくらいかは確認できないらしいし、ぼくのすでに持っているボイスレコーダーがバスパワー駆動に対応しているかどうか分からなかったからこの考えは捨てた。
あとは、わりかしホワイトノイズが乗るっていうことと、もしすでに持っているボイスレコーダーがバスパワー駆動に対応していたとしてもカメラに取り付ける際、コードがぐちゃぐちゃになってややこしそうになるとも思った。
ただ、ウィンドージャマーがついているのはすこし魅力的。

というわけで最終的にZoomさんの「H1」TASCAMさんの「DR-05」に絞った。

結果から言うとぼくはTASCAMのDR-05を買った。
DSC04600

この2つはほとんど似ている。
①価格帯。2つとも1万円をきる価格で発売されている。
②カメラ用の三脚ネジが切ってある。
③DR-05のほうが少し大きいがほとんど大きさは同じ。

ぼくが思う、H1に比べてDR-05が劣っているところは・・・
①ボタンを一回押すだけでは録音が開始されない。
DR-05はRECボタンを二回押さないと録音が開始されない。慣れるまで時間がかかった。
②無指向性であるというところ。
これは劣っているか…と言われればはっきりとはわからないが、結果的にカメラの前で話す人の声、話し声を録るのには不向きだった。

ぼくが思うDR-05に比べてH1が劣っているところは・・・
①なによりちゃっちいこと。
見た目はやっぱり大事。
②構造的なことで、マイク同士のタッチノイズがおこること。
改善のしようはあるものの、それで完璧になくなるのかよくわからなかった。

そしてなぜ、ぼくがDR-05を買ったかといえば…
ヤスカッタカラ
最終的にここに落ち着く(笑)

これをどうやってNEXに付けたものか・・・。
①NEX上部に付いているシューをホットシューアダプターをつけてその上に載せる
②なんか他のものにつける。

ぼくは②にした。そもそも①だと画面が見えなくなる。

そのなんか他のものというのがこちら
Opteka X-GRIP Professional Camera / Camcorder A.../ElectricalLand

¥価格不明
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ではなく・・・こちら
《NORDWARD》VIDEO GRIP HANDLE ビデオ グリップ ハンドル 【 ビデオ.../REVEL ROYAL

¥6,930
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完璧なコピー商品で、すこしやすい。機能が同じだったらやっぱり安い方にいってしまう。
実際の写真
DSC04602
これをこんなかんじでつかう。
DSCN3276
レコーダーを接続している部分のネジどうも緩いとかってたしか、このグリップのレビューに書いてあったがぼくのはそんなことがなかったので、個体差だとおもわれる。
ただ、このグリップの持ち手部分(スポンジの所)を持っているとどうも手が青くなるようだ。
青いなにかインク?か何かが染み込んでいて、絶妙に気持ち悪い青さで手が染まる。洗えば落ちる程度ではあるが。

上のシューの部分にカメラのネジ穴とホットシューのアダプターを取り付けて、グリップと接続する。この部品が意外と高かった。
NEEWER 6.35mm/0.25インチ フラッシュホットシュー用 マウントアダプター 三脚ネジ/NEEWER®

¥価格不明
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そしてさっき言っていたカメラの上部に付いているシューの部分にはホットシューアダプターを取り付けて水準器を付けた。
DSC04606
NEXは本体右にバッテリーがあるので、気が付くといつの間にか右に傾いている事が多かったからだ。NEX-5Rには電子水準器が付いているんだけどなあ・・・。コレばっかりは仕方がない。
ER-LEVEL-2 | カメラ用水平器 ホットシュー接続型 水準器 撮影時の水平状態を手軽に.../N/A

¥価格不明
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ソニー SONY NEX-5N NEX-C3 NEX-5 NEX-3 用ホットシュー 変換アダプター/Ojunktion

¥価格不明
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この2つはなかなかAmazonから荷物子ねえなと思ってたら、香港と北京から発送されていた。
それとまたいうけど、変換アダプターが微妙に高い(笑)つくりはちゃっちいのだけれど、なぜかたかい。

あとは手ぶれ対策だ。
ぼくが思うNEX唯一の弱点は手ぶれ補正だ。ミラーレス一眼に何をいうということなのだが、手ぶれ補正に頼りきっていたぼくからすると、コレは辛いこと。
18mm-55mmには”OSS”(OpticalSteadyShot)なるレンズ内手ぶれ補正が付いているが、パンケーキレンズにそんなものはない。
そこでぼくは、さっきのグリップに一脚を取付て、スタビライザー代わりにしてみた。
これでわりとましになる。それでもまだ、ブレはするが…ないよりはマシだし、歩きながらだと休憩のときにおきやすい。



というわけで、グダグダかいたけど…
NEXで外付けマイクをするならDR-05はやめたほうがいいよ!というお話でした。


いやーしかしもう春ですねえ。
DSC04590