柑橘類は、日本を含め世界中で栽培されている果物の一つです。代表的な柑橘類としては、みかん、レモン、グレープフルーツ、ユズなどがあります。柑橘類は、気候条件や土地の状態によって栽培の適した場所が異なるため、場所選びは非常に重要です。この記事では、柑橘栽培の場所選びのポイントについて詳しく解説します。

【柑橘栽培に適した土壌の種類】

柑橘類は、砂質土壌から粘土質土壌まで幅広い土壌で栽培が可能ですが、栽培に適した土壌は以下のような特徴を持っています。

①排水がよい:柑橘類は根腐れしやすいため、排水の悪い土壌では栽培することができません。排水がよい土壌であれば、雨水や灌水が多くても水はけがよく、根腐れを防ぐことができます。

②適度な保水力がある:柑橘類は、乾燥に弱いため、適度な保水力がある土壌で栽培する必要があります。保水力が低い土壌では、水やりをしなければならず手間がかかります。一方、保水力が高すぎる土壌は、根腐れを引き起こすことがあるため、注意が必要です。

③pHが適切である:柑橘類の栽培には、pHが5.5〜7.0の範囲が適しています。pHが低すぎる土壌では、根の発育が悪くなり、栄養素が吸収できなくなるため、生育不良に陥ることがあります。一方、pHが高すぎる土壌では、鉄欠乏症が起こることがあるため、注意が必要です。

【参考文献】

農林水産省 柑橘栽培技術ガイドブック(https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyokusan/kajitu/attach/pdf/index-5.pdf)
『果樹の育て方 : 野菜とフルーツを作るための12のルール』(著者:荒木勇人、出版社:株式会社エイ出版社)