こんにちは。
前回は息子との会話が伸びたことを書きましたが、
一番の変化は息子が私に対して手を振って駆け寄ってきたことなんです。
えっ、そんなこと!?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でもわたしにとって、それは当たり前のことではなかったんです。
幼稚園や保育園にお迎えに行くと、「ママ来た!」と言って
ニコニコお母さんのとこに走ってくるお子さんの姿が
ありますよね。(下の子迎えに行くと走って向かってきます)
でも息子は迎えに行ってもニコニコかけよってくることもなく、
表情がほとんど変わりません。周りの子との反応に寂しさを
感じることもしばしばありました。息子は普段からリアクションが
うすくて嬉しいとか、楽しいとか感情を表現することがないので、
何を感じているのか理解に苦しむことが多いのです。
小学生になってからは放課後は学童にも通っています。
学童が最寄り駅に近いので、私が仕事から帰る時間に合わせて
駅で待ち合わせをして一緒に帰っています。
私の方が先に到着して待つことが多いので、子どもが歩いて
向かって来る姿を見ながら待っているのですが、
息子は私が視界に入っても、私のことに気づいている素振りもなく、
マイペースに歩いて来るだけでした。
けれど、学童のことを話してくれるようになった頃、
遠目から私が待っているのを見つけると
手を振って駆け寄って来るではありませんか!
今まで思い描いていた親子のやりとりがやっと出来た、と
嬉しく思ったのを今でも覚えています。
いったいなぜここまで息子が変化したのか。
それは子どもの様子を言葉にして声かけしただけなんです。
発達科学コミュニケーションでは最初に肯定の声かけを学びますが、
私が実践した中で特に息子に効果があったのが、”実況中継”と
”興味や関心を示す”の声かけ。
タブレットで遊んでいたら、
「ゲームしてるんだね」
「何のゲームしてるの」
と子どもの様子を見たままを言っただけ。
これだけで、
「マイクラだよ」
「今は○○してるの、それで□□はね…」
調子のいい時は子どもの方が話し出します。
まだまだ一方的に話すこともあるけれど、
会話のキャッチボールができるようになったことは
とても大きいし、言葉じゃなくても反応があるだけで嬉しいものです。
これからももっと一緒に成長していきたいと思います。