本来の足車は未だ修理が終わらず、スバル360が足車となって2か月が経とうとしています。
2か月での走行距離は700Kmほど、ブレーキカップが抜けていきなりブレーキが利かなくなるという恐怖を味わったくらいで、それ以外大した故障もなく動いています。遠出をする勇気はないので片道50Kmの範囲で使っています。
遅い、音がうるさい、子供に指をさされるのには慣れました。しかし、いつ壊れるかわからないと思いながら乗るのは精神衛生上よくありません。仕事にも使っているので、途中で止まってしまったら約束の時間に遅れてしまいます。
さて、リアのクオーターウィンドウから雨漏りするので、ウエザーストリップを交換します。
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ガラスをはずします。ウェザーはかなり劣化して、カッチカチのボロボロで、水が侵入して当然の状態です。
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ヤフオクで見つけた代用品を使います。断面はこんな感じ。
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ボディーの塗装を傷つけないようガムテープで養生し、スクレイパーではがしてゆきます。ポロポロと崩れるようにはがれてゆきます。
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少し塗装もはがれてしまいました。溶剤を使っても取れない古いボンドが残ってしまいましたが、無理にはがしませんでした。
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塗装のはがれてしまったところは、、ホームセンターで買った近似色のタッチアップペイントを塗りたくります。見えないところなので適当です。
乾いたところでボンドを塗布します。
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新しいウェザーをはめ込んでゆき、つなぎ目を合わせて切断しますが、少し長めに切って押し縮めるとうまくゆきます。
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つなぎ目にボンドを塗ってつなぎます。つなぎ目はウィンドウのヒンジ側にするとうまく隠れてしまいます。
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窓枠内側の腐食をピカールで落とします。ガラスをはずした時しかできない作業です。
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ウィンドウ側のゴムとボディー側のゴムとで二重の防水をしていますが、こちら側は交換部品がありません。アーマオールで手入れだけしておきました。交換したウェザーは純正品に比べ厚くしっかりしているので、これが機能していなくても、たぶん水漏れはしないと思います。
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ヒンジはゴムの上から取り付けるようになっているので、ゴムに取り付けねじを通す穴を開けておきます。
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ガラスをあてがってみると、ヒンジがかなり浮いてしまっています。これはゴムが厚いためで、しっかり押しつぶさないとヒンジを取り付けることができません。さぁ、こっから悪戦苦闘のはじまりはじまり・・・
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車内でねじ穴の位置に合わせて位置決めをして、車外からギュッと押し付けて、車内でねじを取り付ければよいのですが、一人だとこれが実に難しいというかたいへんなんです。2時間くらいかかったかなぁ。助手がいてくれれば、こんなのあっという間だと思います。こんなことに付き合ってくれるヒマな友人、やさしい奥さんまたは反抗期でない子どもがいる方は、助手を頼んだ方が賢明と感じます。
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なんとか完成!いやいや、もう片側あったんだ・・・