本日の読売新聞夕刊の演劇関連の記事

にてジャンヌ関連で真希cの記事が出て

おりましたドキドキ

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http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/stage/theater/20101117-OYT8T00774.htm

台本 形になるのが楽しい

「ジャンヌ・ダルク」初の舞台で主役 堀北真希


まーささんのブログ
 堀北真希が、新作「ジャンヌ・ダルク」(30日~12月19日、東京・赤坂ACTシアター)で、主人公ジャンヌを演じる。7年前に映画デビューして以来、多くの映画やテレビドラマで着実に成長してきた22歳が初の舞台で大役に挑む。(祐成秀樹)

 映画「大奥」、ドラマ「特上カバチ!!」など、今年も注目作への出演が続いた。「最近、作品ごとに目標を持つようにしたんです。そうしたら、うまく出来なくても充実感が残るようになりました。女優の仕事が面白くなってきました」。今回、掲げた目標は「自信のないものに挑戦する」こと。いい勢いに乗って「何も分からない」演劇の世界に飛び込むことにした。

 15世紀のフランスで短く壮絶な生涯を終えた少女役。ジャンヌは、英国との百年戦争が続く中、神のお告げを聞き、後の国王シャルル7世を説得して軍を率い、勝利を得る。彼女は救世主と(たた)えられたものの、狂気すら感じさせる純真さが新たな敵を生む。

 この配役を提案したのは、人間ドラマを繊細に描く演出家の白井晃。堀北の「芯の強さ」「強いエネルギーを感じる目」にジャンヌを感じたのだ。快諾した彼女だったが、心に引っかかるものがあった。「ジャンヌが遠い遠い人のような気がしたんです。彼女は神の声という、目に見えない不確かなものを信じて大事を成し遂げた。とても現実の話と思えなくて」

 溝を埋めたのが中島かずきの台本だ。「劇団☆新感線」の座付き作家らしく、約100人で行う戦闘場面など活劇の面白さに加えて、リアルな人物像を造形した。「戸惑いや意志の強さ、神の声が聞こえなくなった後の葛藤(かっとう)など、内面が描かれている。ジャンヌがどんな人物か想像できるようになった。彼女は一度決めたら一直線に進む。かなり極端で直線な人です。その点が私と似ています」

 迷いが取れたら一直線だ。移動や待ち時間は好きな読書をやめ、台本を読むなど芝居のことを考えるようになった。稽古(けいこ)でジャンヌの心情が分からなくなると、中島と相談してセリフを書き足してもらった。やがて、一つ一つ作り上げる舞台の醍醐味(だいごみ)が見えてきた。

 「舞台って自由ですね。何もない稽古場にどんな景色があり、自分がどんな状況にあるのかを自由に想像しながら演技をする。台本が少しずつ形になっていくのが楽しい」

 

 共演は伊藤英明ら。(電)03・3498・6666。

2010年11月17日 読売新聞)