買い物中
知り合いにバッタリ


その方は
数年前に
息子さんを亡くした


高校三年生

まだ、未来明るい青年が
病魔に侵され
発見から三ヶ月で
天に召された


その話を
昨日のことのように話し
今は
息子さんの分まで
頑張ろうと生きている
力強く
生きている


一緒にいた娘に
生きていることは
当たり前ではない
感謝することだよと
言っていた


立ち話だったけど
涙が出て
心が震えた


自分より先に逝った子供

親は
相当
辛かっただろう

でも、
残された家族は
今は生きている


今の私

介護で日々追われているけど


生きている事を
有り難く思わなくてはいけない


前向きに
考えさせられる
話を聞けた


辛いのは
自分だけではない