昨日は、義父の施設へ

旦那さんに病室で、

髪を刈ってもらいました

一回り小さくなった義父

旦那さんも思わず、痩せたなぁと。


昨日の義父は

様子がおかしくて

何も持っていない手に

義父しか見えない何かがあり

それを大事そうに持っていました



車椅子に座る時に

『預かるよ』と言って

みえない何かをもらいました

義父はそのあと、

何も入っていない

引き出しの中をひたすらにさわり、

見えない何かを見つけてつまんで

口に持っていき食べていました

ずっと、つまんでは口を動かす



『髪を切るから一旦やめよう』と声をかけても

引き出しが気になって仕方ない様子



在宅で介護していた時のように

幻覚がおきていました



髪を切り

テレビのある場所まで連れて行く

『帰るよ』

と義父に言うと


義父も

『帰る』と。


『今日は車がないからごめんね』と伝える



義父は黙っていました




悲しくて悲しくて


義父は、

帰る事はもうできないし、

週に一回30分の面会

食べ物には制限がある

体はどんどん衰えていて

このまま施設で過ごすしかないのか。

旦那さんが

こんな風に生きてて幸せか?と…



施設のイベントがはじまっても

義父はわからない

ちんどん屋さんの賑やかな音が

余計に悲しかった