ZIGGYを卒業 | お絵描き 銀座島メロディ

お絵描き 銀座島メロディ

お絵描きとお歌が好きな銀座島の日常



結局さー
ZIGGYファンみたいな顔してたけど
あの頃のZIGGYが好きだったのよね。

メジャーデビューのときの四人が
まー自分の中のZIGGYなのよ。
松尾大山戸城ね。

それは高校生のバンドブームに
ピッタリとフィットした
あの頃のね。

世間じゃ
月9の同級生の主題歌の
グロリアなんだろし
銀座島はテレビタックルのエンディング。

つまりあの頃のZIGGYなわけさ。

でも
フロントマンというか
ひとりZIGGYというか
森重にしてみりゃ
別に彼らは初期メンバーでもないし
ZIGGYは今も活動してるしってわけで
あの頃のZIGGYは
君の中のZIGGYだろって言うはずで。

ひとくくりにすれば
B-ingテイストの
歌謡ロックのひとつでしょって
雑な分類も出来ちゃって。

それでも森重は
新曲を出し
あの頃のZIGGYは
あの頃でおしまいにしてくれてる。

だけども
なぜか
Newアルバムには手が出なくて。

となりますってーと、
こりゃZIGGYが好きなわけでも
森重が好きなわけでもなくて
あの頃が好きだったのかなって。

自分としては
あの頃ってのに
そこそこな思い入れがなくて
丸っきり忘れちゃうことがよくある。

というか
ほぼ過去は覚えてないと。
憶えてない
と。

じゃーもー卒業だろって
中退坊主がなに言うんだって話だけど
意を決して全てを売ることにした。

ホントはお金がないだけなんだけど。

なんかやっぱり売って思うのは
なんでしがみついてたかなっていう
謎の空白感のがデカいわけ。

自分じゃも少し値段が
とは思ってるぐらいに
まーまー思い入れがあるのだが、
世間的には
数十円数百円の金額。

もちろんお金ではないし
メディアに落とし込んだ
大量生産のコピーなんだから
そりゃそんなもんだろってとこになる。

CDラックを占拠していた
いやもはや段ボールに詰められたままの
宝物なのか雑穀米なのかよくわかんない
そんな扱いのモノであったわけで。

それがまー
とりあえずの通信費というか
交通費ぐらいになったのならば、
思い出なんてのは
やはり心の中のお話で。

だとしたら、
やっぱりあの頃の、
だから、
結論としては卒業だなと。

もっと自分の中身と
相談をしたくなってきた
お年頃なのよね。

とはいえ
中身空っぽの銀座島。

相談しても
質札ぐらいしか出てきやしない。

もっと色々と食べまくって
立派なウンコをせねばならぬと
寝付けない初夏の夜長に恨み節。

あとは
売るに売れない
昭和のビニ本をなんとかせねば。

谷村新司記念館に
寄贈でもするかね。

お気にのタレントは
麻生めぐみちゃんです。

ばいばーい!