忘れもしない。我が子がこの世に生を受けた第一報。
私は当直の仕事帰り。駅のホームに向かってエスカレーターを降りているときでした。
妻のお義母さんからのメールで、息子の誕生を知りました。
「3,600gの男の子が産まれました。母子、共に無事です。」
その一報のあと、お義母さんが妻と息子が初対面をした写真を送ってくれました。
「立ち会えなかったから、せめてその瞬間を写真で。」という気持ちを汲んで下さって。
帰りの電車を待つホームで、ひとり、感動して涙を流しました。
元々、息子が生まれてくる時、立ち会い出産の予定でした。
妻が実家で里帰り出産をするので、予定日に合わせて一週間帰る計画も立てていました。
流行る気持ちを押さえながらも当直勤務を終え、妻と息子の元へと飛行機で向かいます。
空港に降り立つと、お義父さんが迎えに来てくれていてそのまま産院へ。
妻はロビーに息子といて、笑顔で迎えてくれました。久しぶりに会った妻は変わらない笑顔でした。
その横には私と妻の宝物が。
慣れない手つきで息子を抱き上げます。
すやすやと私の腕の中で眠る我が子を見て、今までにない感情が芽生えました。
説明のしようがない感情。
これが父親になるという自覚の第一歩なのですかね。