■腕時計
仕事は飛ばしてしまいましたが、精力的に腕時計を毎日替えて精神状態を維持してました・・・
知らねーよ、何を準備したらいいのかくらい教えてよ~、というかマニュアルにしておいてよ~。
と、ToDoが出来てなかったので、マニュアルがあってもしょうがないと言えばしょうがないのですが・・・
と言う分けで、火曜日。
初心に帰って、大学時代に着けていたSEIKO DOLCE SACG077を着けてました。
キャリバーは8N41、高精度化技術は長周期論理緩急ですね~。当時の時計は汗で水没、そしてリューズの先端は溶けてしまってさらに歪んでたので、バイビーしています。これを手に入れるのに苦労しましたよ(笑)。
水曜日は入社してすぐ購入のSACM043は止めて、SEIKO SPIRIT SBQK062(8F32、TTカット)にしました。多少大きいですが、チタンで軽いです。
木曜日はSEIKO DOLCE SACH024(7741、FTカット)としゃれこみました。え!?なんでしゃれこんだのかって?それは写真を参照のこと。文字盤の数字がカジュアルですよね?
金曜日は重鎮のSEIKO CHARIOT(9721、ツインクォーツ)に鞭打って来ました。前にやっていた高精度化技術の精度比較では電池切れ?冬場のストライキで止まっていた様な記憶がありますが、最近は機嫌よく動いてくれてます。まあ精度の悪い時計はちょっとね~。
■FTカット
FTカットってなんなのさ?と聞かれたんですよ。
なんで投稿しないんだい?と優しく言っときましたが、まあよしとしましょう。
当方が持っているFTカットの時計はこれです。
SEIKO DOLCE SACH024です。
キャリバーは7741です。正確には7741Aです。
ちょっとめんどいのですが、7741AがFTカットで、7741BというものもありこれはIC年差です。
キャリバー、と言うか採用している高精度化の技術が全然違うのに、品番が同じ、値段も同じ、性能も同じ、電池持ちも2年半と短いのも同じだったりします(笑)。
いやー、これには騙された・・・FTカットの時計を揃えているつもりだったのに、よくよく調べると2個しかなかった・・・後はIC年差だったという落ちです。なので、先日12個を選抜した際には、FTカットで文字盤にゴミがないものを探していて全滅か?と思ったのですが、奇跡的にきれいなのがありましたよ!という意味合いでの書き方になってました。
で、この高精度化技術ですが、大きく分けると水晶を工夫するのと、補正機能で工夫するのと二つあります。
このハイブリッドってあるのかな?
まあ、いいや。
で、知っている限りだと、水晶に工夫をしているものとして、ATカット、FTカット、TTカットってのがあります。ATカットはシチズンが採用しているもので、年差1秒の腕時計に採用されているモノです。
FTカット、TTカットは我がセイコーが採用している・・・?いや、採用していたモノです。
水晶に工夫をすると、周波数を上げることにもあり、燃費・・・?と言うか電費が悪くなります。
Aカットは、調べるのも面倒なのでパスしますが、FTカット、TTカットは周波数が196KHzになります。
電費は2.5年です。通常は3年以上なのに。大した差ではないのかもしれませんが・・・
あ!?TTカットはクソデカい電池なので10年持つみたいです。
前振りがなげーーー・・・
で、FTカットなのですが。あ!?その前になんで時刻がずれるのかと言うことですが、まあいろいろな要素はありますが、水晶が温度によって発信する周波数が変化するのが原因です。
通常の32KHzの周波数を発信する水晶の場合、25℃ではその周波数になるのですが、温度が高くなっても低くなっても周波数が下がります。温度を計って周波数の補正をするのがIC年差技術ですね~。
なげー・・・
で、FTカット(ATカット)ですが、これは正の3次元カーブを描きます。横軸が温度で、縦軸を周波数にした場合。
で、3次元カーブと言っても右下がりになる部分がほぼ定値になります。その定値の温度が常用域なら補正をしなくても時刻がずれないことになります。
TTカットは負の2次元カーブで山の部分が潰れた感じになっているんですね~。
当方調べですが・・・
まあそんな感じです。
FTカットに関する技術説明は4行ほどで終わる感じのレベルです(笑)。
それからちなみに、TTカットも196KHzで発信します。
ATカットは~!!!4MHz!!!全然違いますね・・・