「昭和あるある」「昭和っぽい」「昭和だね」
今の時代にそぐわない物事について、何かと口にされるワード。
だいたいは”昔は良かったね”と言うより”ありえない、ヤバい、衝撃すぎる”みたいな否定的なニュアンスで使われることが多いかと。
まぁそうね、自分も”昔は良かった”と言う言い方はあまり好きではなく、”昔より今の方が良くなきゃダメじゃん”と絶対的に思うし、今の方が良くなければ、その時代を作ってきた自分たちを否定することになるじゃない”と思うわけ。
いや、そんな話をしようとしたのではなく・・・・。
よく口にされる「昭和」って恐らく昭和50年から終わり(64年)までを指してるんじゃないかと思うのね。
例を上げると切りがなさ過ぎてあれなんだけど。
でもそれってもう昭和の終焉の時期で、基本、今の自分たちが手にしているものの基本形が完成していて、だから今の時代の人から”想像がしやすい”から比較にされるのかなと。
でもね、自分の思うコアな昭和ってなんか昭和20年から40年くらいと思ってる。
昭和のど真ん中。
自分もまだ生まれていないし、完全な主観ではあるのだけれど。
この時代、戦争が終わってみんなが何もかもを失ったところから、今では当たり前となった家とか車とか家電の数々とか、ちゃんとした生活を手に入れていく日本にとってとても大切な時期だ。
この時代が違っていれば今の日本は無いよね。
”昭和のテレビはダイヤル式”とかいう前に、テレビなんて殆ど持っている人はいなかった。
結局その時代や、もっと言えば戦前の昭和と比べる「昭和あるある」ってあまり聞かないよね。
恐らく時代が違い過ぎて今と比較のしようがないからなのかも知れない。
面白おかしく言えないからなのかも知れない。
でも「昭和」を語ってくれるなら、日本の基盤を作ったコア過ぎるこの時期をちゃんと口にして欲しいのだ。
「昭和はハラスメントが当たり前」とか「昭和にはテレホンカードが存在した」とか「そこらへんでタバコが吸えた」とか・・・・あー、先にも書いたけど上げたら切りがないんだけど、比べるものがちっさい。
と言うか、時代によって価値観や常識が違うのは当たり前で、そもそも比較することがナンセンスかな。
そんなことを言ったら戦国時代は殺人が当たり前だったり。