ずばり、新興宗教がちょっと苦手です。というか、でした。というか。

やはり「怪しい」というイメージ。


それはそれは古(いにしえ)の昔、私が高校生の頃お付き合いしていた方の家族が某宗教の一家だったのですが、偏見は良くないなと思い、一度その集会?集まりみたいなヤツに付き添って行ってみたことがありました。


昔すぎて細かくは覚えていないのですが、まあまあ普通のいいお話なんかをしていた記憶が薄っすらとあります。

しかし、自分の心に何かストンと落ちてくるようなものは全く何も感じませんでした。

どんなものなのか見定めてやろう、なんて品定めするような気持ちで参加していたこともあるのかもしれませんが、自分は特別なものは何も感じなかったです。

それからまたまた何年か月日は流れて、就職したのをきっかけに(結構長いこと付き合っていた)向こうの家族からその宗教の新聞をとって欲しいみたいに言われました。
私はきっぱりと自分は興味がないということを伝えたところ、それ以降態度がさめざめしいものに変わりました。
私の悪口とかも言っていたみたい。

…と、いうようなことがあったりして、宗教の印象が良くないのですが、なんと言ってもやはりオウム真理教事件の影響もデカイでしょう。

あとは、なんだかんだで宗教って様々な争いの原因になっているような印象を持っています。

大きなものから小さなものまで。



実は私の妻のお母さんも、とある宗教に入っているのですが、このブログでも書いた夫婦喧嘩の際に家にやってきた妻の母親の話で、宗教に対する自分の考え方が少しだけ変わりました。


若い頃の妻の母親は、現在の妻と同じく自分のことしか考えずに常にイライラピリピリしていたときにその宗教に出会ったと。それで考えが変わった、みたいな話をしました。

私から見たら、今も十分に自分のことしか考えていない人なのですが、それでも本人にとっては、不安定な自分の心を安定させるために必要なものだったんだなあという事は伝わりました。

人間って多かれ少なかれ心がヘロヘロになってしまう時ってあると思うんです。その原因が例えば自業自得だとしても、それはさておき。


そういう時に自分を保つために必要な物があると思うんですが、それが何かというのは人それぞれ違うと思うんです。

それが義母の場合は宗教だったと。
妻の場合は、自己啓発本を読んだり、それ系の動画を見たりでしょうか。
私の場合は漫画やらゲームやら映画やら何かしらの創作物に触れることでしょうか。ただのキモオタと思われたらそれまでですが。
最近はロックンロールに救われている部分がありますし、お笑いにはずーっと救われている気がします。


要するに、何が必要かっていうのは人それぞれで、その選択肢の一つとして宗教というものがあるのかなあと思いました。

ただ、その人にとっては大事な物が、他の人から見たら「なにそれ〜」ってなったりするので、そこはみんなが理解して尊重しないといけないのかなあと。

ぶっちゃけ、自己啓発本を読みまくっている人にも、ある種の狂気めいたものを感じなくもないのですが、それは私には必要じゃないだけの話で、必要な人には必要なものなのであって、そこは理解しないといけない。


結論として必要な人と不必要な人といて、自分には宗教は不必要なものである、ただそれだけ。と感じました。

なので、不必要な人もいるので勧誘という行為があまり好きではなく、必要ならば自分から探し求めて行くのではないでしょうか。
と、あくまで個人的な意見で唐突に終わります。

オヤスミナサイ。