ニュースで皆さんもすでに知ってるかと思いますが連合(日本労働組合総連合会)が残業代ゼロ法案と呼ばれる「高度プロフェッショナル制度」の導入をようやく事実上容認しました。世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員の方々からはなぜか批判が集まっています。(*1)
高度プロフェッショナル制度とは、年収1,075万円以上の一部の専門職に限り、労働時間の規制や残業代の支払いから外す制度でして、これに対して連合側は年間104日以上の休みの確保を始めとする修正を安倍首相に要請し、政府側がこれを受け入れれば制度導入に向けて法案実現へと動くこととなります。素晴らしい制度だなと個人的には思っております
。
これに対して反対する世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員の方々は今のところは年収1,075万円という規定であるものの、いずれ値段が低くなり、また職種についても限定がゆるくなる方向に向かうことが明白であり、過労死などの過剰労働から働く人を守れなくなるということで、反対をしている。
いやいや、君たちのような世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員はただ与えられた仕事をこなしていれば、残業代までもらえて本当にいいよねえ、って感じ。こちとら非正規(ただし結果に応じて青天井の報酬)なんで最初から残業代も祝日出勤手当も全くご縁無し、残業代などゼロになっても痛くも痒くもない。さっさとゼロにしてしまえ。成果出さなきゃ1円もお金が貰えない世界でこちらは生きてるし。長時間意味の無い残業をだらだらとしただけでお金が貰えるようなヌルい仕事はこちとらしてないんでね。
実際に残業代ゼロにしてしまえというのは冗談でもなく本気で思ってる。そもそも制度以前の話として、残業代は不要どころか、むしろ労使共にマイナスしかない。
大体、なぜ残業は発生するのかという根本的な問題がある。日本人の働き方などを研究している、千葉商科大学国際教養学部の専任講師で私もその考え方を参考にしている常見陽平氏は端的に「残業は合理的だからだ。残業もまた柔軟な働き方だからだ(*2)」と、断定している。
残業は世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員の方々にとっては合理的なのである。簡単に説明すると、仕事というのは顧客とのやり取りや、季節的な状況で、その繁閑の差が極めて激しく変わる。繁忙期と閑散期の問題である。その状況下で逐一「必要なときは人を沢山雇い、不要なときは解雇する」というやり方は経営者からすれば極めて手間が掛かるし雇用リスクもある、労働者からすれば閑散期ごとに解雇リスクが発生する。
というわけで生み出されたのが、ある程度の労働の増加分を働く時間を多くする、ようは残業を増やしてカバーするというやり方だ。これが労使ともに最も負担の少ない働き方だからだ。でも、これで負担が少ないのは経営者と正規労働者だけ。非正規労働者はどうなるかといえば、忙しいときだけ呼ばれて、暇になれば解雇されるのである。残業だけでは受け入れられない負担を、非正規労働者が受け入れているから、残業ゼロだとかその程度のどうでもいいレベルのことで世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員の方々は騒いでいられるのだ。
ニュースの記事(*1)で、過労死遺族たちの会が「働く人を守れない」と反対をしているが、これがなぜ胸糞悪くなるかと言えば彼らの言う「働く人」とは正規の労働者のことだ。非正規労働者は「働く人」とは全く関係がない存在として完全に無視してる。何と胸糞悪いことか
。それがはっきりとわかるから私は例の電通の女の子が過労死した件は本人にも残された片親の母親にも何ら同情出来ないのだ。あの母親が求めている企業側への法規制だったり制裁は一般正社員だけを守るためだけのものでしかない。そもそも東大卒で電通に正社員で入社しただけで超恵まれてるのに自殺する根性無しなど守る必要などない!!
大体、東大卒業出来るくらい頭がいいんだから「自殺は割に合わない」くらいの賢明な選択が本来出来なきゃおかしいでしょ。何のための東大卒だよ。社会の仕組みをちゃんと教えてない上に安易に自殺する人間なんかに育てた時点で母親も子育てに失敗してるし。
しかも残業のあり方が正規労働者の解雇リスクを減らすということは、残業の存在は非正規労働者からすれば「残業があるおかげで、非正規社員が正規社員になるチャンスを奪われている」とも言えるのだ。
非正規労働者の多くは、正規労働者としての仕事を渇望している。かつての私がそうだったように。でも正規労働者は残業をして正規労働者としての労働を必要以上に消費してしまう。それだけでも胸糞悪いのに、今の現状では世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員には残業代に割増賃金が出て、得までしてしまっているのは、どう考えてもおかしいだろう
。
本来、限られた資源である正規労働者としての仕事は、ワークシェリングという形で多くの人に分配されるべきなのだ。それを経営者と正規労働者が自己都合で独占しているのだから、その双方には厳罰が与えられて然るべきなのだ。私は残業代をゼロにするよりも残業が発生した場合は労使ともに「残業税」のような課徴金を課すべきだと考えている。そしてそれを非正規労働者に分配すればいい。そこまでしてようやく、労使は本気で残業を減らすことに取り組むはずだ。そうすれば少しは非正規にも正規の椅子が回ってくるかなと。
非正規労働の存在を認識せずして、残業だけの話をしても意味がない。残業は「経営者と正規労働者の既得権益」に他ならず、残業の存在が労使ともにデメリットにならなければ、ゼロだろうがそうでなかろうが、非正規労働の立場からはどうでもいいという他はないのである。
ちなみに私自身は今は正社員だが基本給無しの完全歩合制、という報酬体系で働いてるのもあり残業代は本当にどうでもいいと思ってる。何時間働こうが休もうが全て自由なんで。長時間働いたからって高額報酬が約束されてるわけじゃないし。
*1:「残業代ゼロ」容認:「働く人守れない」過労死遺族ら反発(毎日新聞)https://mainichi.jp/articles/20170714/k00/00e/040/227000c
*2:残業がなくならないのは、合理的だからだ 今こそ身も蓋もない話をしよう(BLOGOS 常見陽平)http://blogos.com/article/216287/
高度プロフェッショナル制度とは、年収1,075万円以上の一部の専門職に限り、労働時間の規制や残業代の支払いから外す制度でして、これに対して連合側は年間104日以上の休みの確保を始めとする修正を安倍首相に要請し、政府側がこれを受け入れれば制度導入に向けて法案実現へと動くこととなります。素晴らしい制度だなと個人的には思っております
。これに対して反対する世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員の方々は今のところは年収1,075万円という規定であるものの、いずれ値段が低くなり、また職種についても限定がゆるくなる方向に向かうことが明白であり、過労死などの過剰労働から働く人を守れなくなるということで、反対をしている。
いやいや、君たちのような世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員はただ与えられた仕事をこなしていれば、残業代までもらえて本当にいいよねえ、って感じ。こちとら非正規(ただし結果に応じて青天井の報酬)なんで最初から残業代も祝日出勤手当も全くご縁無し、残業代などゼロになっても痛くも痒くもない。さっさとゼロにしてしまえ。成果出さなきゃ1円もお金が貰えない世界でこちらは生きてるし。長時間意味の無い残業をだらだらとしただけでお金が貰えるようなヌルい仕事はこちとらしてないんでね。
実際に残業代ゼロにしてしまえというのは冗談でもなく本気で思ってる。そもそも制度以前の話として、残業代は不要どころか、むしろ労使共にマイナスしかない。
大体、なぜ残業は発生するのかという根本的な問題がある。日本人の働き方などを研究している、千葉商科大学国際教養学部の専任講師で私もその考え方を参考にしている常見陽平氏は端的に「残業は合理的だからだ。残業もまた柔軟な働き方だからだ(*2)」と、断定している。
残業は世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員の方々にとっては合理的なのである。簡単に説明すると、仕事というのは顧客とのやり取りや、季節的な状況で、その繁閑の差が極めて激しく変わる。繁忙期と閑散期の問題である。その状況下で逐一「必要なときは人を沢山雇い、不要なときは解雇する」というやり方は経営者からすれば極めて手間が掛かるし雇用リスクもある、労働者からすれば閑散期ごとに解雇リスクが発生する。
というわけで生み出されたのが、ある程度の労働の増加分を働く時間を多くする、ようは残業を増やしてカバーするというやり方だ。これが労使ともに最も負担の少ない働き方だからだ。でも、これで負担が少ないのは経営者と正規労働者だけ。非正規労働者はどうなるかといえば、忙しいときだけ呼ばれて、暇になれば解雇されるのである。残業だけでは受け入れられない負担を、非正規労働者が受け入れているから、残業ゼロだとかその程度のどうでもいいレベルのことで世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員の方々は騒いでいられるのだ。
ニュースの記事(*1)で、過労死遺族たちの会が「働く人を守れない」と反対をしているが、これがなぜ胸糞悪くなるかと言えば彼らの言う「働く人」とは正規の労働者のことだ。非正規労働者は「働く人」とは全く関係がない存在として完全に無視してる。何と胸糞悪いことか
。それがはっきりとわかるから私は例の電通の女の子が過労死した件は本人にも残された片親の母親にも何ら同情出来ないのだ。あの母親が求めている企業側への法規制だったり制裁は一般正社員だけを守るためだけのものでしかない。そもそも東大卒で電通に正社員で入社しただけで超恵まれてるのに自殺する根性無しなど守る必要などない!!
大体、東大卒業出来るくらい頭がいいんだから「自殺は割に合わない」くらいの賢明な選択が本来出来なきゃおかしいでしょ。何のための東大卒だよ。社会の仕組みをちゃんと教えてない上に安易に自殺する人間なんかに育てた時点で母親も子育てに失敗してるし。しかも残業のあり方が正規労働者の解雇リスクを減らすということは、残業の存在は非正規労働者からすれば「残業があるおかげで、非正規社員が正規社員になるチャンスを奪われている」とも言えるのだ。
非正規労働者の多くは、正規労働者としての仕事を渇望している。かつての私がそうだったように。でも正規労働者は残業をして正規労働者としての労働を必要以上に消費してしまう。それだけでも胸糞悪いのに、今の現状では世の中の大半を占める生産性の低い一般正社員には残業代に割増賃金が出て、得までしてしまっているのは、どう考えてもおかしいだろう
。本来、限られた資源である正規労働者としての仕事は、ワークシェリングという形で多くの人に分配されるべきなのだ。それを経営者と正規労働者が自己都合で独占しているのだから、その双方には厳罰が与えられて然るべきなのだ。私は残業代をゼロにするよりも残業が発生した場合は労使ともに「残業税」のような課徴金を課すべきだと考えている。そしてそれを非正規労働者に分配すればいい。そこまでしてようやく、労使は本気で残業を減らすことに取り組むはずだ。そうすれば少しは非正規にも正規の椅子が回ってくるかなと。
非正規労働の存在を認識せずして、残業だけの話をしても意味がない。残業は「経営者と正規労働者の既得権益」に他ならず、残業の存在が労使ともにデメリットにならなければ、ゼロだろうがそうでなかろうが、非正規労働の立場からはどうでもいいという他はないのである。
ちなみに私自身は今は正社員だが基本給無しの完全歩合制、という報酬体系で働いてるのもあり残業代は本当にどうでもいいと思ってる。何時間働こうが休もうが全て自由なんで。長時間働いたからって高額報酬が約束されてるわけじゃないし。
*1:「残業代ゼロ」容認:「働く人守れない」過労死遺族ら反発(毎日新聞)https://mainichi.jp/articles/20170714/k00/00e/040/227000c
*2:残業がなくならないのは、合理的だからだ 今こそ身も蓋もない話をしよう(BLOGOS 常見陽平)http://blogos.com/article/216287/