4月8日は花祭（はなまつり） お釈迦様の誕生日です。
4月8日は、お釈迦様がお生まれになった日とされお釈迦様の誕生を祝う花祭（はなまつり）灌仏会（かんぶつえ）降誕会（ごうたんえ）仏生会（ぶっしょうえ）浴仏会（よくぶつえ）龍華会（りゅうげえ）花会式（はなえしき）等とも呼ばれる仏教行事が行われます。日本では、遥か昔の西暦６００年を過ぎた頃に仏教が公認されました時代から営まれてきた伝統的な仏教行事です。平安時代には宮中で貴族達の間で江戸時代には庶民にも広がり明治時代には花まつりと呼ばれ親しまれるようになりました。花祭には桜等の花々で覆われた花御堂といわれる御堂の中にお釈迦様の仏像を安置して甘茶をおかけして祝います。これはお釈迦様がお生まれになったとき九身の龍神が天から下り、香油を注ぎ祝福したとか天から甘露水が降り注いだといわれていることからきています。お釈迦様はお生まれになって直ぐに七歩お歩きになり右手を天に左手は地を指し「天上天下 唯我独尊」と仰られました。これは世の中の全ての人間の命は尊く、皆それぞれが大切な存在であることを意味します。4月8日には、お釈迦様の誕生をお祝いすると共に命の大切さを今一度思い直し生きていること、生かされていることに感謝出来る日になれば良いですね。
