<緊急事態宣言発出に至る感染状況の拡大を受け、4月16日より当面の間、教室でのレッスンはお休みさせていただいております。また、新型コロナウイルス感染症「愛知県・緊急事態措置」にかかる「休業協力要請」に従い、5月6日まで休業させていただきます。今回は、私たちの手話教室に関する考え方について書かせていただきます>
 
 
 
私たちの手話教室では「品詞」に関して述べることはありません。
名詞、動詞、形容詞、形容動詞、連体詞、副詞、接続詞、感動詞、助動詞、助詞・・・・
話が難しくなってしまい、楽しさがなくなり、苦痛が生じることを懸念するためです。
 
専門用語も極力使わないようにしています。
 
ちょっとイメージしていただきたいのです。
英語を母語として育った外国人と話をしたい、と思って、知っている英単語を使って伝えようとする場合・・・
「イエスタデイ アイ ゴー トーキョー」
語順も間違っているし、昨日のことなのに「go」という現在形を使っています。
でも、おそらく、相手の外国人は、何を言っているのか理解すると思います。

 
文法的に正しいのがよいのは当然ですが、「正しい」ことより「通じる」ことの方が大切です。
 
幼い子供は文法を勉強しなくても、自然に言葉を覚えていきます。
子供が言葉を覚えるように、手話を覚えていく。これが理想ではないでしょうか。
 
 
にほんブログ村 介護ブログ 手話・点字へ
にほんブログ村